-パリ空間2-
パリ行きの航空券の話
今日は、少し硬い話になるかと思いますが航空券に関する話をしたいと思います。
パリ・シャルルドゴール空港(CDG)でのひとこま。
バッゲージクライムで、トランクが引っかかって詰まってしまい、係員も乗客もまったくいないため大渋滞を起こしていました。
トランクは丈夫である事が一番の優先事項ですね。
航空券のクラスについて
- エコノミークラスチケット
成田〜パリ間の場合直行便運賃は約60万円です。
成田-パリ間の距離は約6000マイル、この120%の約7200マイルが飛行可能距離となります。
往路にロンドンに直行して、次にパリに滞在、復路でローマに寄って成田に戻っても、運賃は同じなので、3都市訪問も同一料金で可能です。
有効期間は1年間で、例えば成田を2004年5月1日に出発するとロンドン、パリ、ローマの旅程でしたら、ローマを2005年5月1日までに出発すればよいわけです。また、航空会社も行き帰りとも好きな会社、好きな便を選べます。
- エコノミークラスチケット-Y2
単純往復のみの場合の運賃です。
運賃は約50万円ですが、上記のエコノミーチケットと違ってストップオーバー(途中降機=到着空港で24時間以上滞在する事をいう、また24時間以内に出発する事は乗り換えといいます)は不可能で、なおかつ有効期間も短くなります。
- ビジネスクラス・ファーストクラスチケット
ビジネスクラスの運賃は約80万円、ファーストクラスの運賃は約150万円になります。
有効期間・飛行制限などはエコノミークラスと一緒ですが、飛行機のシートや機内食、空港ラウンジなどの豪華さや快適さが違ってきます。また、自宅から空港までのハイヤーサービスがついていたり、手荷物や搭乗順番なども最優先されるなどのサービスがあります。
各種チケットの割引料金について
大別すると正規の割引運賃の航空券といわゆる格安航空券(各旅行代理店で設定・販売)とに分かれます。
- ペックス航空券
PEXに参加する航空会社の正規割引航空券です。
出発期間により料金が異なり、ストップオーバーは有料となります。購入方法、有効期間などに制限がありますが、チケットのみの購入が可能です。料金は約8〜26万円ほどです。
- ゾーンペックス航空券
各航空会社が独自の企画で販売する正規割引航空券です。
制限はペックスと同じですが航空会社は選べず、当該航空会社便のみの使用です。
正規割引運賃では一番安いでしょう。
料金は約8〜19万円ほどです。
- IT(インクルーシブ)航空券
旅行代理店がツアーを組むための運賃で料金欄には”IT”と印字され、旅行者には運賃はわからないようになっています。チケットのみの販売は出来ません。
- 格安航空券
IT航空券などを旅行代理店が切り売りしているチケットです。
キャンセル不可などのさまざまな規制がありますが、時期によっては最も安い航空券となります。
料金は約5〜19万円ほどです。
このように同じ飛行機で、同じ日に着いても約5万円から150万円の料金の違いがあるのが現実です。
旅行全体の予算を考えて、何に比重を置くのかで上手に航空券を選びたいものです。
東京〜釜山往復の航空券です。
1の部分は運賃の詳細で、無料航空券なので”0.00”と記入されていますが、例えば”400.00”などと記されます。その後のNUCというのは、航空券固有の単位でドルと連動しています。
ROEは換算レートです。(この時は1NUC=108円という事がわかります)
2の
料金欄は、マイレージで獲得した無料航空券
だったのでAWARD(賞品という意味)と記入されていますが、
通常ここに料金が入ります。例えば”JPY90000”とか、ツアーでしたら”IT”などと記されます。
その下は税金欄で、一番下にトータル金額が表示されています。
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