体高:14センチ メーカー不明 |
これぞ昭和の秀作。 2大ヒーロー共演の駄菓子屋玩具。 |
駄菓子屋での販売以外におそらくルートは見いだせなかったに違いない……そんな商品である。 |
体高:9センチ メーカー不明 |
モデルはあるのか、ないのか…… 5体セットのプチ怪獣。 |
この製品を見た7人中6人が、「アハハ、帰って来たって…どこから!?」と、返答のあてのない独りツッコミを入れてきた。話をすべてツッコミで締めようとする最近の傾向、何とかならないか……。サイズはどれも9センチ前後。頭部と身体の2つの金型で成形されている点や、お腹の脇にピタリと両手をつけたフォルムが、当時、駄菓子屋で50円くらいで売られていたプチサイズの怪獣と共通している。おそらく、『帰ってきたウルトラマン』(昭和46年4月〜TBS)の放映に合わせてセットして販売したのだろう。右から2番目のベージュ色が『ウルトラマン』の第18話に登場したザラブ星人をモデルとしていること以外、その出生は不明。強いて言うなら右端は『ウルトラQ』のパゴスかな? あとは見かけたような、そうでないような……モデルは見いだせない。 |
体高:5センチ メーカー不明 |
4体の円谷怪獣もどきを確認。 1コ50円売りのおもちゃ消しゴム。 |
ウルトラ怪獣シリーズや仮面ライダーシリーズが懐かしい怪獣消しゴムである。そのライセンスものはポピーや丸越といった玩具メーカーが手がけ、駄菓子屋や文具店、あるいはガチャガチャで売られていた。おそらく、新しい販路を開拓しようと考えたメーカーが、文具店に白羽の矢を立て、消しゴムとして売り出したのだろう。怪獣でも消しゴムなら、お母さんに見つかっても怒られないし、学校にも持っていける。けれどこの怪獣消しゴム、素材はソフトビニールで、実は消せない消しゴムだったりした。 |
体高:11センチ メーカー不明 |
ウルトラマンをパチった、 シルバー&ゴールドの金ぴかコインケース。 |
その名はスペースマン。大気圏外の警備にあたる宇宙警察のエース。またの名を宇宙仮面という……。 |
体高:17センチ メーカー不明 |
スーパーマリオじゃないよ、 マリオネーションだよ。 |
特撮を背景に、より人間的な操り人形が活躍するスーパーマリオネーション。その創始者アンダーソン夫妻の作品としては、『サンダーバード』がつとに有名だ。 |
天地:8センチ |
キューピーとは似ても似つかぬ 下手うま怪獣が勢ぞろい! |
ピンクの箱に記された食品会社が、自社製品のおまけにそえたのだろう。ケースの脇には「迫力! 怪獣が52匹! 解説つき! 大怪獣カード」とある。トランプである。 |
左右:18センチ |
昭和40年代後期の品か? ライダーカードブームの便乗品。 |
アイドルのニコパチ写真を一般にブロマイドというが、bromideは本来、「臭化物」を意味する化学用語である。アイドル写真の意味で使う場合は「ブロマイド・ペーパー」が正解。ちなみにブロマイドの老舗メーカー・マルベルのそれは、濁音の「ブ」ではなく、半濁音の「プ」で、プロマイドという。 |