体高:25センチ メーカー:マルヨシ/DELUXE TOY |
仏のようなご尊顔に、 合掌!! |
昭和41年7月からTBS系列で放映スタートした、巨大変身ヒーローの先駆け。正義の味方の代名詞として、老若男女を問わず知れわたったその知名度は驚異的ですらある。同46年4月から放映された『帰ってきたウルトラマン』と区別して初代ウルトラマンと呼ばれることもあるが、ウルトラマンの先にも後にもウルトラマンがあるはずがなく、ここは「帰ってきた〜」の方を「帰りマン」と呼ぶことで統一したい。 |
体高:30センチ メーカーメーカー不明/怪獣シリーズ |
ライセンスソフビがモチーフ。 造形師の腕が冴える上出来ソフビ。 |
『帰ってきたウルトラマン』の後続番組として昭和47年4月から放映。怪獣よりも強いとされる超獣と数々の名勝負を演じた。責任感の固まりのようなウルトラマン、イケメン路線のセブンに対して、どこか柔和で「いいとこのボンボン」的な風貌を持つエースだが、実は孤児で、ウルトラの父と母のもとで育ったという悲しい過去をもつ。 |
体高:15センチ メーカー不明/透明怪獣シリーズ |
頭上の両手のグーとパーは、 ひとりジャンケン? |
昭和49年4月からTBS系列で放映。同46年の『帰ってきたウルトラマン』を皮切りに続々とテレビデビューを果たしたウルトラ兄弟だったが、レオを最後に一応の終演を迎えることになる。 |
体高:16センチ メーカー不明/宇宙怪獣シリーズ |
柔和な顔とボディーライン。 でも、なぜゴジラで宇宙怪獣なの? |
『ウルトラマンタロウ』の第1話でテレビ初登場を果たす(昭和48年4月6日)。一般にはウルトラ兄弟の母と理解されているようだが、実の子はタロウのみで、エースは養子で、セブンが甥っ子の設定。ゾフィー以下、他のウルトラ兄弟との血のつながりはない。しかし、その慈愛に満ちたまなざしや行いが、母と呼ぶに相応しいことは周知のとおりだ。 |
体高:15センチ メーカー不明 |
この悪ガキ顔は、 養子縁組前の幼年期がモチーフか!? |
みんな忘れちゃっているだろうけれど、帰って来たウルトラマンに続くヒーローがウルトラマンエースだと知って、当時、違和感を覚えた人は少なくなかったはずだ。ウルトラセブンがウルトラ“マン”セブンだったら格好悪い。「マンって、なんか余計」……そんな感じである。企画段階では、円谷プロも「ウルトラエース」を予定していたらしい。ところが、怪獣ソフビの老舗メーカー・マルサンが、すでに同名のオリジナルヒーローを生産していて、商標登録も済ませていた。それで急遽「マン」が追加されたという。 |
体高:22センチ メーカー不明 |
ライダーV3のパチ袋に入った、 ウルトラの国の最強戦士。 |
ウルトラマンエースの後を継いで、昭和48年4月からTBS系列で放映スタート。その怪獣は、大亀怪獣キングトータスとか、蝉怪獣キングセミラとか、百足怪獣ムカデンダーとか、とても分かりやすかった。なかでも思い出深いのは「もち怪獣モチロン」と「わんぱく宇宙人ピッコロ」。前者が餅つきの臼、後者がピノキオをモチーフにしていることは言うまでもない。「らくがき怪獣」とか、「食いしん坊怪獣」とか、「酔っぱらい怪獣」なんてのもいて、より低年齢の子どもをターゲットにしたという意味ではそれなりに一貫性はあったが、半面、ネタ切れ感も否めなかった。 |
体高:16センチ メーカー不明/怪獣ニューシリーズ |
ソフビは間違いなくブルマァク製だが、 販売元は絶対違う! だって彩色が……。 |
ウルトラの母の項に記述した通り、ウルトラ兄弟の中で、母と父の唯一の実子がタロウである。頭ではなく耳あたりから突き出たツノは、父の血を受け継いだ証。そしてそれは、ウルトラの国最強の戦士であることを意味する。 |
体高:23センチ メーカー不明/透明怪獣シリーズ |
生気のない顔色と表情、 足元の長靴観は0403と同じ。 |
ウルトラマンとともに地球を守ったのは科学特捜隊。セブンはウルトラ警備隊で、帰りマンがMAT(MONSTER ATACK TEAM)、エースがTAC(TERRIBEL MONSTER ATTACING)で、タロウがZAT(ZARIBA OF ALL TERRITORY)、そしてレオの代にはMAC(MONSTER ATTACKING CREW)を名乗った。MACである。カタカナで書くとマック。大阪で言うところのマクドみたいだ。 |
体高:29センチ メーカー不明 |
マルサン製のウルトラマンには 「イヤ〜まいった」ポーズがよく似合う。 |
科学特捜隊員といえばウルトラマンのハヤタ隊員だが、主役を喰う存在感で活躍したのが、熱血漢・アラシ隊員である。演じたのは「ババァ、生きてか。ガハハ」の毒舌でお馴染みの毒蝮三太夫。当時は石井伊吉の芸名を名のっていたが、『笑点』の座布団運びに抜擢されたのち、司会の立川談志から「正義の味方が座布団運びはおかしい」とのアドバイスを受け、毒蝮に改めたという。石井(毒蝮)のはまり役はウルトラセブンにも受け継がれ、ウルトラ警備隊のフルハシ隊員役としても活躍した。 |