サンダーマスクもどき

0701
体高:26センチ
メーカー不明
生真面目そうな顔が、
ナンカ、怖い……

昭和47年10月から日本テレビ系列で放映。手塚治虫の原作として知られるが、それは『週間少年サンデー』に連載された漫画版に限ってのこと。テレビ版サンダーマスクの企画・制作は虫プロではなく、手塚のアシスタントがつくったひろみプロとなっていて、ストーリーも異なる。
当時虫プロは倒産状態にあったことが原因と思われるが、そこから派生する複雑な権利関係のせいか、以降、ビデオ・DVD化はおろか、再放送さえされていない。
ただしキャラクター意匠権は手塚サイドにあり、近年、マニア向け稀少ソフビで知られるデンボクから、手塚プロ公認のライセンスソフビが販売された。
放映当時のソフビとしてはバンダイ製があったが、写真はもちろんパチモノ。股下に走るしわへのこだわり、幅のある体格などから、本HPに掲載のシルバー仮面(ミドルサイズ)、ライオン丸と同じ造形師の作品と考えられる。


※参考文献:竹書房『超人画報』・同『ウルトラマン画報(上下巻)』