ライオン丸もどき

1301
体高:27センチ
メーカー不明
白いマスク、赤いボディー、
緑のマントがなんとも鮮やか!

「風よ〜ぉ 光よ〜ぉ われに力を……にんぽぅ〜ぉ シシ へんげ!」
忍法によって変身する『快傑ライオン丸』は、同時期に放映された『変身忍者 嵐』(毎日放送・NET系列)と人気を二分した子ども向け時代劇。『スペクトルマン』の後続番組として、昭和47年4月からフジテレビ系列で放映された。原作もスペクトルマンと同じうしおそうじである。
写真のパチソフビは、股下から膝にかけての衣装のしわを忠実に再現しようとしている点や、上半身の体格、また、手や指の形が、作品ナンバー0801の「シルバー仮面(ミドル)」に似ている。同じ造形師の作品かもしれない。シルバー仮面同様、きわめて上出来のパチソフビだ。
赤いボディーの肩口からチラリののぞく緑のマントがいい案配に栄える。刀がないのが、ちょっと残念ではある。


※参考文献:竹書房『超人画報』・同『ウルトラマン画報(上下巻)』