Review 2006

2006年を振り返る

[ダイビング本数]

 2006年のダイビング本数は92本でした。昨年同様、以前に比べれば、ペースが落ちてます。本数の内訳は安満地5本、柏島15本、大瀬崎42本、安良里4本、海洋公園3本、屋久島9本、ケラマ14本でした。

[ダイブサイト]

 大瀬崎は10回行きました。柏島は5,6月とたて続きに2回行き、年末にも行きました。5月には柏島の近くの安満地というところで初めて潜りました。あとは、ケラマに2回行きました。

[水中写真]

 2006年のシーズンインはゴールデンウィークからでした。高知県大月町にある、安満地と柏島で潜りました。柏島では初めて「ファニーダイブ」を利用し、カメラにとても詳しいスタッフの月岡さんとはいろいろとマニアックな話で盛り上がりました。クボジーやフリッパーズの常連が柏島にきているということで、夜に居酒屋で集合し、楽しい夜を過ごしました。アマミスズメダイ幼魚を楽しんだ印象が強いです。ここから7月の屋久島まで毎週どこかでしら潜ってました。

 5月は他に大瀬や安良里に潜りました。大瀬崎ではスジハナダイの近似種の通称「スジ違い」の幼魚が湾内に出ていて、何度も通いました。柵下ではイトヒキハナダイの幼魚がいるとのことで何度かチャレンジしたのですが、結局見れませんでした。安良里ではビクニンが出ているということでオレンジと縞々の個体を撮りました。新しいガイド、ナカノ君は柏島シーエアーの元ガイドということもあり、若いのですがとても魚に詳しいです。縞々のビクニンは海藻の根元に隠れているのでなかなか撮りにくかったです。

 6月は海洋公園、大瀬、2回目の柏島を潜りました。海洋公園ではバルスイバラモエビがペアでいたのを撮ったり、ダンゴウオの幼魚を撮りました。大瀬崎ではマンボウ狙いでワイドも持ってみたのですが外してばかりでした。スジ違いは相変わらずいました。6月の柏島ではカミナリイカの卵イレズミハゼの抱卵、ミリサイズのヒメオオメアミなどを撮りました。

 7月は大瀬崎と屋久島に行きました。大瀬崎では柵下の狭いエリアに5匹くらいハナタツが集まっているところがあり、きれいな背景にいるやつなどを選びながら撮りました。屋久島は「森と海」のしげるさんのところで潜っているのですが、都合で日程の前半は違うサービスで潜ることになりました。しげるさんのところに比べてマニアックなガイディングではなかったのですが、水面休息中にがんばってルリホシスズメの幼魚を見つけてくれました。日程後半ではしげるさんのところでスズメygやハナダイygを中心にパンダダルマハゼの抱卵なども見れました。

 8月にケラマに行きましたが、もともとは7月の屋久島の翌週の海の日の連休に行く予定でしたが、台風で延期となったのです。座間味スティで初めてのサービス、「インザストリーム」を利用しました。ヘルフリッチナカモトイロワケハゼの抱卵を見せてもらいました。しかし、この変更した日程でも台風の影響で日程を早めなければならなくなり、超満員のフェリーで那覇に帰ってきました。
 8月のケラマから帰ってきて、引越しを思い立ち、一ヶ月後に引越ししました。10年分、たまりにたまったダイビング器材や撮影機材を考えると、よく引越しできたなと思ってしまいます。しばらく生活が落ち着かなくて、次のダイビングまで3ヶ月以上あいてしまいました。

 11月にもケラマに行ったのですが、このケラマも実は、10月の体育の日の連休に沖縄本島セルフの予定だったのが台風の影響で延期。11月の勤労感謝の日をからめた飛び石連休の時期に変更したものの、真栄田岬の駐車場工事開始もあり、本島セルフをあきらめ、ケラマに変更しました。阿嘉島スティで2年ぶりにオケアノスで潜りました。リクエストのアカネダルマハゼはたくさんいるところに案内してもらいました。北浜のアザハタの根でのワイド、コブシメヒメオニオコゼの威嚇など印象に残るのは最終日のダイビングばかりでした。

 ケラマでの潜りから再びシーズンインとなり、12月は大瀬崎、安良里、年末年始の柏島で2006年が終わりました。大瀬崎では久しぶりに黄色のイロイザリウオを見ました。ニシキフウライウオや久しぶりの黒いクマドリイザリウオ(クロクマ)出現と、この冬はなかなか充実していたかと思います。安良里ではクマドリ幼魚が出ていたのですが、それよりも伊豆ではかなり珍しいヒレボシミノカサゴを見せてもらいました。ゴルゴニアンも出現したようで、安良里も目が離せません。

[陸上写真]

 今年も昨年同様、陸上の撮影はほとんどいけてません。安満地の夕日や屋久島の森など、ダイビングのついでだったり、自宅からの富士山の夕景など、陸撮用に出かけませんでした。ペット可のペンションなどにはたくさん行きましたが、風景を撮るようなことはありませんでした。

index
Copyright (C) Toshiaki Uematsu