Review 2004

2004年を振り返る

 2004年を振り返ると、ダイビング本数は177本とそこそこの本数潜ってました。例年だと年があけて2月くらいまででシーズンオフとなり6月のアオリイカの産卵の頃にシーズンインなのですが、2004年は6月まで毎月潜っていました。その代わり、6月〜8月の2ヶ月半と10月〜11月の1ヶ月半潜っておらず、結果的にはそこがシーズンオフのようになっていました。特に台風がたくさん上陸し、海の状況がよくなかったのも理由のひとつです。

[撮影地]

 撮影ロケーションとしては3月に初モルディブ、5月に6年ぶりの八幡野、11月に初伊豆海洋公園、12月に5年ぶりの阿嘉島と、久々もしくは初めて潜るところが多かったです。本数の内訳はモルディブ18本、ケラマ11本、柏島58本、大瀬崎84本、海洋公園2本、八幡野4本でした。柏島はアウェイの割にはたくさん潜りました。陸撮は春の富士五湖、初夏の尚仁沢、秋の紅葉は台風で海がシーズンオフになっていたので裏磐梯、照葉峡、富士五湖、昇仙峡、郡上八幡などあちこち行って撮影しました。

[水中写真]

 2004年の水中写真で特に印象深い被写体はスズメダイとハナダイ幼魚&婚姻色です。ハナダイの仲間は1月2月の大瀬ではミナミハナダイ幼魚ホカケハナダイ幼魚ケラマハナダイ幼魚アカオビハナダイの婚姻色にはじまり、3月のモルディブでインディアンバスレット、6月の大瀬でナガハナダイ幼魚スジハナダイ幼魚、9月の柏島でスジハナダイsp(通称スジ違い)の婚姻色、12月の大瀬でフタイロハナゴイ幼魚スジハナダイ婚姻色、ケラマでフタイロハナゴイ婚姻色などを撮影しました。スズメダイは9月の柏島でルリホシスズメダイ幼魚をきっかけにいろいろ撮りました。

[撮影機材]

 撮影機材では、これまでF4で使っていたJUNONのリングライトストロボをD100で使えるようにしました。D100はISO200なのでガイドナンバーの低いSB21でも光量は十分です。また8月に2台目のD100を導入しましたのでワイドとマクロを同時に持っていくことも可能になりました。また、YS-20クラスの小型のストロボを探していたのですが、Fisheyeから小型スレーブストロボとそのハウジングが発売となり、入手しました。

 写真は相変わらずポートレート風の縦位置写真が多く、マンネリ化しつつあります。後半はテレコン+リングライトストロボの導入で小物の撮影がだいぶ楽になりました。今後は60mmやシグマ15mmを使ったワイドなど広めの写真も撮っていかないとと思っています。

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Copyright (C) Toshiaki Uematsu