ダイビングログブック 2000


2000

用語集>:Diving Log Bookのなかに出てくるダイビング(カメラ)用語を解説します




2000年11月24日

スミゾメミノウミウシ

今日は平日なのに山口さんがきていた。どうやらIOPで潜るために東伊豆に泊まっていたらしいが昨日の風が残っていて潜水禁止になったので大瀬に来たと話していた。風もやみ、湾内はベタ凪ぎになってきた。今週は3本ともすべてビデオだけ持っていった。何か居たら同じポイントをF4を持っていこうと思ったが今回はそのようなことはなかった。仕方ないので湾内のミジンベニハゼ狙いでビデオとスチールを持って入る。潮は満ちておりエントリーには都合がよい。ホイールのところから出ているロープにそって沖へ出る。その後、テントの残骸のところには行かずにそのまま70°で沖に向かう。透明度がまぁまぁいいのでそれほど不安にはならない。パイプが見えてきた。パイプの沖側まで進むとボートが見えてくる。倒木の近くを捜索するがミジンベニハゼはなかなか見つからなかった。ようやく見つけ、まずはビデオで撮る。今日は2匹とも缶の上に出ており、なかなか引っ込まないでくれた。しばらくしてスチールに切りかえる。スチールで結構寄ってもなかなか逃げない。そのかわり、カメラを持ちかえたりしてライトが動くと引っ込んでしまう。しかし、しばらくするとまた2匹で出てきてくれる。しかしながら2匹が寄り添ったりはなかなかしてくれず、1匹を撮ってそのバックにもう1匹というような撮り方をした。ふたたびビデオに持ちかえる。NDTが気になりだしたが撮れるだけ撮ってみよう。結局3mで15分以上も減圧停止をする羽目になった。ハゼのいたところからそのまままっすぐに戻ったらコンクリートブロックやビーナスのところにでた。浅場では貝を割って餌付けをしたりして時間をつぶした。

西伊豆大瀬崎
湾内

天候:快晴
風:なし
気温:15度
水温:19度
透明度:12m

[Top]

2000年10月27日

スミゾメミノウミウシ

仁さんのガイドで2本目を潜るが昼食などが遅れ、13時過ぎに出発した。柵下もゴミ捨て場もいいネタがないようなのでおなじみの一本松コースに行く。潮は満ちてきたがまだエントリーしにくい。今回はRSとF4の2台で行く。風は少し弱まった。また、北よりの風のため、外海は案の定とても穏やかだった。エントリーするとやはり湾内と同様、水中はやや白っぽい。また、曇り空のためか暗い。一本松からそのまままっすぐに沖に向かう。ロープのある近くの岩場で何やら見つけたようだ。キサンゴの仲間が触手を引っ込めているのだがその上にちょこんとアカホシカクレエビか1匹だけでいた。そのすぐ沖には2つのイソギンチャクがあり、そこが本来の居場所のようで残りの3匹もそこにいた。そのちょっと斜めにはカイソウの陰にベニイザリがいたり、クジャクベラの幼魚がいたりした。ここの辺りで大き目のマダイが数匹向かってきた。沖には前にイバラタツかいたところも通ったがちらっと見た限りではイバラタツは見えなかった。 横に移動し、沖の岩場で何かを探していたら、岩の上にワカヨウジがいた。その斜め沖の岩にはフルーツポンチと呼ばれるニシキウミウシの幼体と思われるウミウシもいた。もうこの時点で減圧時間が3m7分くらいだった。浅場へ向かう途中でミナミゴンベがいたので撮ろうとしたが撮れなかった。砂地にロープが横たわり、その近くにある大き目の岩の下のほうの窪みには体長1cmくらいのマツカサウオの幼魚がいた。また、その岩の上には1cmも満たないムラサキウミコチョウがいた。ゴロタの上では減圧を兼ねてニシキフウライをあまったフィルムで撮ってエグジットした。久々にたくさん写真を撮ったダイビングだった。

西伊豆大瀬崎
一本松

天候:曇り
風:北の風2m
気温:19度
水温:22度
透明度:8−12m

[Top]

2000年10月15日

スミゾメミノウミウシ

3本目はニシキフウライだけを写真に撮りたいだけならば窒素の心配をしなくてもいいのでタンクとフィルムを交換してすぐに潜れるのだが、イバラタツを写真に収めたかったので深場に行くために1時間半の水面休息を撮った。土屋さんとほぼ同時にエントリーした。曇り空ということもありこの時間となると水中はかなり暗い。とりあえず、土屋さんとニシキの場所を確認して、深場へ行った。イバラタツの場所はすぐにわかったが、肝心のイバラタツが見つからない。いたらかなり目立つはずだがいくら探しても見つけられなかった。しかたなく、横に移動して赤タツのところへ行った。ここでもかなり長時間深場にいたため、減圧停止が3mで12分も出してしまった。慌てて浅場へ戻る。浅場で土屋さんと再開し、ニシキの場所を確認して別れた。ニシキフウライは体長10cmくらいでオスのようだ。透明なタイプなので結構フォトジェニックだ。写真を撮りきった後、あまったビデオテープすべてをニシキフウライで撮りきった。そしたら最終エグジットの17時をちょっと過ぎてしまった。

西伊豆大瀬崎
一本松

天候:曇り
風:なし
気温:22度
水温:24度
透明度:12−18m

[Top]

2000年10月1日

スミゾメミノウミウシ

今日は朝の準備が遅れ、台車を確保することができなかった。お昼を過ぎた頃から台車を借りれたので外海を潜ってみる。ストーンサークルのところのタツがいるのかあやしいがとりあえず、赤タツだけでも写真に収めておきたい。干潮時間に近く、エントリーしにくい。浅場の透明度はあまりよくない。できるだけ沖まで水面移動してゴロタと砂地の際あたりで潜降した。斜めに進み、おしり岩を目指す。その近くのストーンサークルにオレンジっぽいタツがいるとのことだったが、手持ちのライトを忘れたため、ちゃんと探せず結局見つけることはできなかった。そのまま沖に進むと白くて大きいトサカが見えてきた。流れのせいかだいぶ傾いている。このあたりでコガネスズメダイを撮った。しばらくするとハート型のウチワに着いた。沖のほうを見るとダイバーが見えたので赤タツを見ているようだ。しばらく待って空いたので深場ということもあり急いで撮影する。今回はすぐに見つけることができた。ビデオライトだけで撮るのでかなりスローシャッターとなる。あっという間に撮りきってしまった。急いで浅場へ戻る。浅場では減圧を兼ねて海藻の根っこをはがしたりしていた。すると3cmくらいの小さなシャコが出てきた。しばらく遊んでエグジットした。

西伊豆大瀬崎
一本松

天候:晴れ
風:なし
気温:23度
水温:20−24度
透明度:7−17m

[Top]


2000年9月23日

スミゾメミノウミウシ

約1ヶ月ぶりの大瀬崎。21時半過ぎに幕張を出発した。途中、横浜新道で渋滞した。箱根新道の途中であまりにも眠くなり1時間ほど仮眠。大瀬には午前3時に到着。すぐに寝れた。夜は星が見えるくらいの天気だったが、朝は雨音で起きた。とても遅く8時過ぎに起床。雨がすごかったのでしばらくうだうだしてサービスに降りたのは結局10時を回っていた。それからも撮影機材の準備などでエントリーは12時を過ぎていた。遅くに下に降りたのでとても小さな台車しかなかった。今回はハウジングとRSとビデオを持ってきたがハウジングは2倍仕様なので使わないと思って車の中におきっぱなし。ビデオもなんとテープを忘れてきてしまった。結局RS50mm+SB105の2灯で潜ることにした。どうやらタツノオトシゴが前回と同じところにいるとのことだったので一本松を潜ってみる。天気は小雨になったものの北の風が4,5mで吹いており、時折雷鳴も聞こえる。今週は小潮だった。一本松はエントリーしやすいためかたくさんの台車があった。透明度は7,8mくらいでまぁまぁ。300°の方向に進んだつもりだったが流れあったせいかかなり門下よりに出てしまったようだ。沖に進むとゴミ捨て場方向に強く流れていた。底ではいながら進む。ハート型のウチワが見えてきた。深場に進む。どうやらライトは電池切れのようだ。ビデオライトがあるので問題はない。ウチワを探してみると見事赤いタツノオトシゴがいた。前からここについているとは聞いていたのだが、タツノイトコしか見れていなかった。オレンジのウチワに赤い角のあるタツなのでフォトジェニックだ。しかし結構深場なのであまり長くはいられない。減圧指示の直前に浅場へ戻った。途中、ちょこんといい位置にオキゴンベの若魚がついていたのでそれを撮る。近くの岩場の下のほうに足を入れると15cm以上はあるムギワラエビがいた。ムラサキのヤギについておりきれいだった。浅場ではオニギリ岩の大川よりで他のダイバーがイザリウオを見ていた。しかし、フィルムがなくなっていたため撮らなかった。3m4分の減圧停止。

西伊豆大瀬崎
一本松

天候:雨
風:北の風4m
気温:20度
水温:25−26度
透明度:8−13m

[Top]

2000年3月18日

スミゾメミノウミウシ

ログなし

西伊豆大瀬崎
門下

天候:晴れ
風:南西の風3m
気温:15度
水温:13度
透明度:12m

[Top]

2000年1月28日

スミゾメミノウミウシ

昨夜は21時頃幕張を出発。いつもの一般道コースで午前1時過ぎに到着。三津からの県道17号はあちこちで道路脇に雪が積もっていた。箱根や三島では雪はまったく見なかったが、どうやらここだけ降ったようだ。朝は8時過ぎにサービスに行った。天候は快晴で風もほとんどなかった。富士山もかなり裾野のほうまで雪がかかっていた。今回はRSのテストにきた。浜には1組のダイバーだけが準備をしていた。一本松にイバラタツがいるようなのでそれやトサカなどで13mmのテストをしてみたい。一本松にはたくさん台車があった。準備をして、エントリーする。顔を水につけると冷たさでやや痛みを感じる。浅場の透明度はそれほど悪くなく10mくらいは見えていたと思う。オニギリ岩へ進む。浅場のゴロタの上で20−30匹くらいのカマスの群れをみた。60mmマクロくらいだったら寄れたと思う。オニギリ岩のそばで砂地にポツンとハナギンチャクの仲間がいたのでまずはそれで練習してみる。自然光で撮ったり、ビデオライトを使ったりしてみた。そのまま沖へ進む。イバラタツのところではちょうど他のダイバーが見ており、すぐにその場から去ってくれた。しかし、別のチームのダイバーに割り込まれてしまった。彼はイバラタツを探していたのでいる場所を教えたら上から女性のダイバーが落ちてきた。そしてちょっと見せて彼らは去って行った。イバラタツは15cmくらいもあり、かなり大きい。下からあおってみるとなんとか青く抜けそうだったのでそれで何枚か撮ってみた。レンズと被写体との間がほとんどないのでイバラタツも嫌がって、あちこち移動していた。減圧指示が出てしまったので浅場に向かう。すぐ上のオレンジのウチワではスズメダイをウチワをからめて撮ったりした。オニギリ岩まできたところで中層にスカシテンジクダイのような小さくて体が透けてみえる魚が群れていたので太陽をバックにしていろいろと撮ってみた。結局ここにいるうちに減圧停止はなくなった。RSは無難にf5.6でAFで撮ってみた。浮きはかなりの威力でカメラを縦位置にするのがとても大変だった。ピボットは必須だと思った。

西伊豆大瀬崎
一本松

天候:快晴
風:なし
気温:10度
水温:14度
透明度:12−15m

[Top]

2000年1月1日

スミゾメミノウミウシ

3本目は2本目であまったタンクを使ってちょっとだけ先端を潜ってみる。ハウジングには105mm+CL3の装備に変更し、ニコノスは持たなかった。今日は元旦ということで大瀬神社にはたくさんの人や船が初詣にやってきていた。また、今日は入場料が無料だった。山口さんはすでに潜っているようだ。今回は結構先端の先端寄りでエントリーしてしまったようでそこから目印のタコツボを探していたので通りすぎてしまってかなり向こうまで行きすぎてしまったようだ。行きすぎるとトサカの群生が見えてくるので次からは注意しよう。22mくらいの水深で戻って行きようやくタコツボを見つけた。そこから深場へ降りる。30mくらいから浅場へ向かってしらみつぶしに探す。すると28mくらいにコールマニのいるイイジマフクロウニを見つけることができた。しかし、ここまでですでに10分以上も経過してしまっている。急いで撮影を開始する。大小2匹のペアだが、小さいほうは1cmもないのではないだろうか。結局8分くらいで24枚撮ったら3m3分の減圧停止が出てしまった。念のためにそのまま浅場へ進んでなにか目印になるようなものがないか探してみる。タコツボ以外にこれといったものはなかった。しかし、減圧停止中にふと近くに岩が積み重なっているところを発見した。これはとてもいい目印になりそうだ。山口さんたちとほぼ同時にあがった。山口さんたちにそのことを話したらそれは山口さんたちが目印のために積み重ねたものと判明した。

西伊豆大瀬崎
先端

天候:晴れ
風:南東の風2m
気温:13度
水温:14−5度
透明度:15m

[Top]