長良川鉄道ナガラ300製作資料


ナガラ300は、従来車の置き換え目的で、投入されました。明知や信楽高原鉄道の車輌に比べて、 1m長く16m旧になり、小窓が増えています。他には大きな差はありませんが、山間部の豪雪地帯 を走るため、大きなスノープラウが特徴です。また、力行時間が長いからなのでしょうか、燃料タン クは、400+200リットルの2個搭載となっています。

美濃太田駅に降り立つと、赤紫のナガラ305が発車を待って いるところでした。 大きなスノープラウがイメージを変えています。
前面は旧型車とは併結しないので、貫通路と窓高さが揃っています。 貫通幌枠は塗装仕上げはどうかと?
前面ステップは、線材で作られています。 マフラーの先の排気管は断熱材で保護されています。 奥にATS車上子が見えます。
排気マニホールドとマフラー間の配管が複雑な形状です。 ターボチャージャーが搭載されているようです。 エアークリーナーの奥にシリンダーヘッドが見えます。
大型スノープラウを取り付けるための台は超大型。 千代の里だそうですが、忘却の彼方です?
こちら側の燃料タンクは200リットル。 305の花は菊の花。
駅の構造上、屋根上は厳しい・・・・反対側を撮る前に 発車してしまいました。 暗くなるまで待って、302の撮影ができました。 勾配自体は緩いのか、砂箱は装備されていません。
こちら側は400リットルタンク。
温水暖房器が外に見えています。 ナガラ302の花は水芭蕉。
その後は5OO型が増備されています。製造は新潟トランシスで、大きな違いは 塗装が変更になり、ボルスタレス台車になったこと。小窓が無くなり一部を除いて固定窓化されたことです。 乗務員扉の窓はサッシレス化されたのでしょうか。車側表示灯や車外スピーカーの 形や位置も変更されています。飛騨号の窓から見ただけだったので、詳しい資料は撮れませんでした。(2014/8)
1986年登場のボギー式LE-Carナガラ1型は、 引退して静かに佇んでいました。 JR東海のキハ11も同じパーツが散見されます。


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