アケチ10製作資料


富士重工のLEDCシリーズは、用途によって全長の異なり、14mから18mまで 色々なパターンがあり、改めて見ると魅力的な一党です。今回は、最短の明知鉄道の アケチ10から細部を見ていきましょう。 信楽高原鉄道SKR-300形に準じた車体構造で、車体長さは15.5mです。前面は貫通式で、 側面には出入り口が2箇所ずつ設置されています。外板は花をデザインした、大胆な もので、模型製作に大きな障害です!

急勾配を駆け上がるアケチ10型! そのコンセプトはキハ40000に近いものがあります。
車庫は終点の明智駅にあります。ちょうどbP2がお休み中 パノラミック窓・貫通扉・腰ライトから、「東海型」に分類されます?
1輌毎に花のイラストが異なります。bP2は百合の花。 小ぶりな台車は空気バネを装備しています。DT44に似ていますが、車輪径が762mmと小さく、軸距も 1800mmしかありません。 床下一杯に機器が詰まっています。
FU34KD台車。2軸駆動で、砂箱も装備しています。
エンジンは295PSの横型直噴ディーゼル機関です。
ラジエターは小型のV形配置 400gの燃料タンク。
付随台車はFU34KT。 ATSはS型のようです。
反対側の床下に移ります。焼けた排気管がかなり目立ちます。 中央のフィルターが対照的に黒い塗装面を保っています。
ブレーキ関係とバッテリーが見えます。 スカート裏に見えるのは、温風暖房器のようです。
排気マニホールドも色が強烈です。 反対側から、給油するための管は赤塗装。
角型ライトケースは標準仕様。ウオッシャー液のノズルも装備。 ワンマン仕様なので、ミラーがお約束。
アームは約600mmで、ミラーは330×170mm 非常表示灯は車体裾から1650mm
社紋は135mm径。
車外スピーカーは140mm径。
運転台は茶色。
気動車の屋根上はあっさりしています。 長いトンネルが無いので、スス汚れはほとんどありません。 冷房装置の脇のL型の箱は、よくダクトと 勘違いされていますが、冷媒管と電線を隠すカバーです。


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