釈迦涅槃会
2月15日は、お釈迦(しゃか)さまの亡くなられた日だといわれています。
お釈迦さまの臨終のようすを『涅槃図(ねはんず)』で伝えています。
『涅槃(ねはん)』とは、もともと 『煩悩の火が吹き消された状態』をさす言葉で、
お釈迦さまの死がやすらかな状態であったことから、その死を『涅槃に入る』と表現しました。
この日は、各地でお釈迦さまの一生をしのび、感謝する『涅槃会(ねはんえ)』という法要が行われています。
当山は1ケ月遅れて3月18日午後2時より涅槃会を行い、涅槃団子をお供えします。
涅槃団子に様々な色着けをするのは、お釈迦さまの舎利(お骨)が五色に輝いたという伝説に基づいています。
五色とは、世界の構成要素の五大(地・水・火・風・空)を表す赤・白・黄・青・黒を言います。
当山では、四色の団子を作ってお供えし、そのお下がりを配っています。
この団子を食べると無病息災で遜ごせると言われ、
さらに、火難・水難・盗難・病難・怨賊難などの災難魔除けになると伝えられております。
またこのお団子をお守りにされる方も多くおられます。
戻る