屋久島旅行記 - 準備編 -

有史以前

会社の同僚Hは南の島が好きらしく、休みを取っては沖縄などに遊びに行っている。 彼が言うには

「屋久島は、いい!」

また別の同僚Nは、桜の名所など、綺麗な風景のDVDをたくさん持っている。 その中に「屋久島」もあるので、しばらく貸してもらう。

このようにして私の屋久島熱は、徐々に高まっていくのであった。

5/7 いきなり盛り上がる

ランチのときに同僚Nと話をする。

「休むなら7月上旬しかない」

7月下旬になると新しい製品ができてくるので、その評価が大変だ。 その先になると何が起きるかわからない。 休めるうちに休んでおかないと、というわけだ。

盛り上がった私は、夜、web を使っていろいろ調べる。 フライトも割引運賃なら鹿児島まで1万円程度だ。

5/8 はじめの一歩

Web でフライトの予約をする。

売り切れてるじゃん…

往路は、 JAL バーゲンフェアのチケットがすでに売り切れている。 復路も普通席は売り切れているが、なんとかスーパーシートを押さえる。

さらに調べてみると、 スカイマークエアラインズも同様に安いチケットを出している。 (オンラインシステムがダウンしていたので) 電話してみる。 難なくフライトをゲット。

朝は早いが。

舟が使えるかどうかも調べてみた。 トッピーという高速船と、フェリーとがある。 でも時間があわないし、 空港から港まで1時間もかかる。 船旅も魅力的だけど、今回は見送ることにする。

5/11 まずは足回りから

神保町の「さかいやスポーツ」に出かけてトレッキングシューズを購入。

右も左もわからず、声をかけた店員が新米さん。しまった。

幅が狭かったり広かったり、なかなかしっくり来るのが無かったのだけれど、 ナイキのエアトゥマロというモデルがぴったりだったのでこれを購入。 ナイキなんてミーハーぽくって嫌だったのだけれど、足に合うのだからしかたない。

結局、試着したのは6足。 素人のくせにうるさい客の相手をした新米さんには、試練だったかもしれない。

5/12 帰りの足

屋久島から鹿児島への帰りのフライトを予約しようとするが、遅い時間の便はすでに

売り切れ。

仕方なく昼頃の便を予約する。

5/13 再挑戦

Web で購入したガイドブック「写真でわかる屋久島はじめてガイド」が届く。

再度フライトの予約にトライして、復路の遅い時間の便をゲット。昼の便はキャンセルする。 マメにチェックしないとね。

これにて日程は 7/6 〜 7/12 (6泊7日) に決定。

梅雨真っ只中

のような気もするが、なるべく気づかないふりをしよう。

5/17 宿の予約

さらに遅い時間のフライトが空いているのを見つけるが、 料金が割高になるし、乗り換えの待ち時間が長いので見送る予定。

宿の予約をする。

金曜泊は、すでにいっぱい

木曜まで5泊予約する。 金曜の分はキャンセルを待つか、別の宿を確保するか、現地で何とかするか。 なんくるないさ

5/22 宿の予約再挑戦

朝から屋久島の別の宿に電話して、 6泊予約できるか問い合わせる。 OK!

これで寝床も心配なし。 あとは観光プランを練って、必要なものを買って、GO!

そう、この時点ではそう思っていた…

6/8 レインウェア購入

屋久島では一か月に35日雨が降ると言われている。 ましてや今回は梅雨時だ。レインウェアは欠かせない。 そこでまた神保町の「さかいやスポーツ」に出かけて、 レインウェアを選ぶ。

できるだけ快適に、と思うとやはり GORE-TEX 製を選びたい。 しかし結構いいお値段が付いていて、二万円台後半になってしまう。 ところが一年落ちのモデルなら、一万円ほど安い。 これなら誰でも一年前のモデルを買いそうなものだけれど、 たとえ使わなくても、合成繊維は時間が経てばそれだけ劣化するものらしい。

という店員の説明を聞いた上で、やはり一年落ちのお安いモデルを購入。

6/22 Tシャツ購入

ユニクロで CoolMax 素材のTシャツを買う。

やはり肌触りは綿にはかなわないが、 速乾性がウリの素材なので、 洗濯機で脱水した後はもうほとんど乾いた状態になっている。 これはいい。

6/29 ザック購入

まったりと過ごしていたら、旅行まであと一週間となってしまう。 実はこの期に及んで、まだ大物を買っていなかった。それはザック。 日帰り登山とはいえ、レインウェアとかいろいろ持物が多いから、 ある程度の大きさのものが必要だ。

新宿の石井スポーツで、 deuter の futura 28L を購入。 ドイツ好きなので。

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