屋久島旅行記 - 海あそび -

はじめに

屋久島は標高約2000メートルの宮之浦岳を擁しており、 縄文杉登山など山のレクリエーションが有名である。 だがやはり島なので、海のあそびも盛りだくさんなのだ。

体験ダイビング

白谷雲水峡を一日歩き回った私は、「明日は海でのんびりしよう」と思い、 エコツアーを催行しているオフィスを訪ねて、体験ダイビングの申し込みをした。

ダイビングポイント

翌日9時、宿からピックアップしてもらい、ダイビングポイントである元浦に向かう。 参加メンバーは私とOさん。

目的地に着くと、簡単にレクチャー。 とはいえ面倒なことは大体インストラクターまかせで、 本人が気をつけなくてはいけないのは、 「決して呼吸を止めないこと」くらい。 水中で加圧された空気が肺に入ったまま浮上すると、膨張して深刻なダメージを受けてしまう。 あとは「耳抜き」。水圧と体内の圧力を平衡させるために必要。

装備をつけて潜行開始。 始めてすぐに珊瑚と魚の群れに出会い、感動。 SCUBAを使ったのは初めてなんだけど、息ができてラクチンだねえ。 体験ダイビングなので、そんなに深いところには行かない。せいぜい水深5メートルくらいまで。

潜っている時間はたぶん20分くらい。 もっと楽しみたいと思う。ちょっと物足りない。 やっぱりCカード取得しますかね。

シーカヤック

宿で夕食を食べているとき、女性二人のグループからリバーカヤックにトライしてきたという話を聞く。 ずいぶん楽しかったようだ。 人がやっているとなんとなく自分もやってみたくなることもあり、 宿に置いてあったパンフレットを見てツアーの申し込みをする。

翌日、宿からピックアップしてもらい、志戸子へ向かう。 参加メンバーは私とYさん。

目的地では、まず艇を車から降ろして、操作についてレクチャーを受ける。 その後一人づつ波の無い港の中で実際に乗ってみて、 外海に出ても大丈夫かどうかチェック。 なんとか合格したようで、それぞれシングル艇に乗って港の外へ出て行く。

シーカヤック

始めはガチガチに肩に力が入っていたと思うが、 きれいな景色を見て海にたゆたっていると、自然と力が抜けてくる。 流線型の舟は少し漕いでやると面白いように進んでいく。

この時期はウミガメが卵を産みに岸へと近づくため、遭遇率がとても高いそうだ。 ところが私たちが参加した日はあいにく出会うことができなかった。 サルにはたくさん会ったけどね。

途中でちょっと上陸してスノーケリング。 暑い日だったのでクールダウンできるし、お魚も見られて満足。

天候に恵まれていたため波はほとんど無く、 素人の私でもなんとか操作することができたのだけれど、 戻るときは少し風が吹いて、そうするとなかなかまっすぐは進まない。

初めてのカヤックは、とても楽しい経験でした。 お世話になった濱ノ上さんは、お話がとても面白く、 「海ホタル」へカヤックで行った話は友人に話したらオオウケ。 おすすめツアーです。 ブルーウォーターカヤックス

スノーケリング

旅行の最終日、宿でいっしょになったAさんKさんと、元浦へスノーケリングしにいく。

ここは体験ダイビングで潜ったところだが、珊瑚は日の当たるところに生息しているため、 実は浅いところのほうが珊瑚や魚が多かったりする。

防水の袋にデジカメを入れて写真撮影に挑戦するが、帰ってから見てみてがっかり。 ほとんどピンボケのような状態。 やっぱり水中撮影にはハウジングが必要だ。

水中写真 水中写真 水中写真

とはいえ、きれいな魚をたっぷり見られて満足。 スノーケリングはお手軽に楽しめる、いいあそびだ。

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