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ネパールの
ストリートチルドレン

ネパールのストリートチルドレンはどこで生活しているのでしょうか
以下の話は、ネパールに何回か我々NPOが調査で行った話です。
子供達はどこで生活しているかといいますと、
大きく分けて2つのパターンがあります、1つは都会、首都カトマンズのタメルなどの繁華街、お寺の付近、外人のいるところで多数生活しています、5000人ともいわれますが?、今回の大地震では、お寺が崩壊しています又被害の大きい土地に
いますので、大勢の子供が被害を受けてる可能性があります。
もう一つは田舎です、実態は全くわかっていませんが、実は田舎で生活している子どもは、カトマンズなど問題にならないほど多く、農家に引き取られ、メイドの代わりとなり、食事は食べられるようですが、学校にも行っていません。(ストリートチルドレンとはいえないかもしれません)。当然その農家の子供と大きい差をつけられています。
カトマンズで生活している子どもたちは、いくつかのNGOに世話になり、親元に帰ったり、所属している団体で養育され、卒業し仕事に就く子供いますが、何人かは生活が合わなくなり、又町で生活しシンナー、噛みたばこを吸っています。
田舎で生活している子どもをお世話している団体は、たぶん皆無だと思われます。
山道を歩いていると、ポツンと一人でいる子をよく見かけます
大人に運よくなれても、市民権がないと、一個人と認められないので、たどる道は
大小はありますが、どの国も同じです。
市民権は取得は難しく男親がいないと、なれないそうです。

ストリートチルドレンになる理由
年少の子供が一人で都会、又は田舎の農家で生活する原因は
1 家庭内暴力による逃避
  貧困、低い教養(識字率は59パーセントと言われています)
  養父、両親の暴力、などで家庭から逃げて都会で生活する子供がいます
2 貧困
  両親が無職、
  カースト制の下位にあり仕事がない(チェトリ、シェルパ、タマンなど多い)
  病気で両親がいない
  数年前まで、マオイストと内戦があり、親を失っている
  などの理由で都会に出てくる又は出される又は人身売買。
3 教育が行き届いていない(低い教養)
  授業料が無料でも、付随する本代、服代、などかかるので、通学できない
  仕事がなく、収入が少ないので学校に上がれない
  そして子供を放棄、逃げる、その子どは町で生活する
4 結婚していないで、簡単に子供を生み放棄する
  出稼ぎの家、未婚の女性が子供を産み、放棄する

 我々NPO OSICは現在下記の事業をしています
 小さい幼児、子供が最低の知識も持たないうちに、自力で生活せざるを得ない
状況にあり、少しでも援助になればと思い、少ない資金ですが次の2点を実行しています
1 予算内ですが、ストリートチルドレン、孤児の中から希望者に大学以上の援助を
  する、卒業後、子供たちのため働いてもらいたいと思っています
  現在女の子1名が大学に在学しています
2 現地NGOを開始、ストリートチルドレンに食料を提供しています
3 今回大地震では、避難したストリートチルドレンにお米を80名くらい、1か月分
  提供いたしました。
詳しくは今年の活動をご覧ください