認定 恵まれない子供たちの自立を支援する会
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 ネパールの大地震のあと新憲法が制定され、これがまたインドとの問題を敷き起こし、
政治、経済などが混乱をひきおこしています


ネパール最後の12ギャネンドラ国王は2008528にネパールが共和制へ移行したことに   伴って退位しました。その後ネパール憲法は破棄され、昨年まで正式な憲法はありませんでした。

昨年9ネパールの新憲法が制定されました。これは2008年に共和制に移行になってから8年かけてようやくできたことです。しかし、インドに近いネパール南部に住むマデシは、新憲法で、州の新たな区割りなどによってマデシの議席が十分確保されず、マデシに多いインドからの帰化民などが首相などの要職に就けなくなるとして、抗議行動を続けてきた。しかし、ネパール制憲議会は今月16日、マデシの要求を振り切る形で新憲法案を承認した。インド的にはあまり歓迎できるものではなかったため、インド主導によるネパール南部(インド国境近く)での抗議活動がはじまりました。新憲法の改正を要求する住民らが主要な国境検問所を924日に封鎖して以降、  必需品の供給量が激減し、国民の日常生活も影響を及ぼしました。もともと水も電気も不足していたところに425日の大地震がありさらにこの国境閉鎖で燃料(ガソリン、軽油、ガス)や日常品、医薬品などが不足し国民はかなり厳しい生活を余儀なくされました。 ガソリンを買うために26時間もスタンドの前に並び手に入るのは5L、それもなくなればそれまでという生活が約10ヶ月続きました。   2月になりようやくネパールとインドの間でインドからの燃料輸送の妨害工作の問題解決が合意に達し、国境閉鎖が解除されガソリンやディーゼルをインドからネパールへ運ぶタンカーの台数が増えているとのことです。

これで「燃料が来るよ!」と期待をしていますがカトマンズではいまだ街中の小さめのガソリンスタンドは、相変わらず閉鎖中で大きなスタンドでようやく3時間程度並べば、バイクやスクーターは5リットルのみ給油可能なんだとか。3月ごろには、もう少し状況は改善されているでしょうか。元の生活に戻るにはまだしばらく時間がかかりそうです。  

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