CALLOWAY


  けっして歌えるっと言うタイプではなかったが、R&Bシーン・・・70s後期から90s前期までの数多くのヒット曲を背負ってきた方々だと思いますねぇ〜(^-^)。

 兄「レジー」弟「ヴィンセント」の「キャロウエイ兄弟」さん、75年にケンタッキーで大学時代の友人達と結成したファンク・グループ「ミッドナイト・スター」の中心的人物だった彼らであります。もぉ〜「ミッドナイト・スター」に限っては、カキコ無用の・・・サーフィンディスコ時代にブレイクした方々には無くてはならない・・・レーベル「ソーラー」を代表するグループの一つだと思いますね(^^!!!。まぁ〜私的な「ミッドナイト・スター」感は1986年の"HEADLINES [SOLAR]"からですので奥深い書き込みはできませんが、84年の・・・"No Prarking On The Dancefloor"からR&Bシーンの分岐点になったデジタル路線(ヤマハのキーボード・DX7時代)に一役買った代表できなグループだったって事も付け加えておきますね(^-^)。まっ!これ以上の詳しきカキコは80sR&Bに強い方々に頼むとするべぇ(^.^;;;逃げ逃げ。

 さて、そんな慣れ親しんだグループから脱退し兄弟名義で活動し始めたのは87年から。当時・新進グループだった「レバート」さんに曲を提供しヒットさせるやいなや、続けざまに「ナタリー・コール」さん&「テディ・ペンタグラス」と立て続けにヒットを飛ばした・・・80s後期には、「ベビちゃん」や「ジャム&ルイスさん方々」と共にヒットメーカーとしての地位を揺るぎないモノにしてきた彼らであります。そして89年にはめでたく兄弟名義でのデビューアルバムがリリースされ、同盤内"I Wanna Be Rich"がチャート5位まで躍進したのと同時に、アルバムもブレイクと言うことに相成りましたで〜す(^-^)愛でたし愛でたし。
 
 そんな中、私が選んだのは左の2nd盤"LET'S GET SMOOTH [SOLAR '92]"・・・正直「ニュー・ジャックス・スウィング」の大洪水にみまわれてビート先行で出来上がってしまったような作品なのですが(^-^;;;、でも!それでも・このダンスチックな弾け方はただ者では無い!って感じた一枚でしたですね(^-^)。全17曲で、1〜9曲目は「ハード・サイド」と名をうって数限りないほどの(ハウスに近い)ジャックビート絡めた前半に仕上がっていますです。まぁ〜主だって目立った曲は「スライ・ストーン」さんのカバー#2"Family Affair"とか「デルフォニックス」さんのカバー#5"La La La Means I Love You"になるんだと思うけど、時に「MCハマー」が出てきそうなフレーズがあったり・・・またまた「ミッドナイト・スター」時の「ノー・パーキング」を思わせるフレーズがあったりと、数限りないほどにイメージが膨らんだ前半アップ・サイドだと感じましたでーす(^-^)。後半は打って変わっての「クワイエット・ストーム系」の曲が並ぶも、筆頭に書いた通り「決して歌い込むってタイプで無い」ぶん・雰囲気で楽しませてくれる・・・なんて言うか、セッティング上手な後半に仕上がっていると思いますね。まぁ〜「ジョニー・ギル」さんを思わせる#10"Let's Get Smooth"とかあるし・・・唯一この盤で売れた一曲なんだろぉ〜けれど、やっぱりこの盤は前半のイケイケ&ブリブリ・ニュー・ジャック・スウィングに尽きるって作品でしたどぇーす(^o^)簡単なのがチョベリグーって感じやで(^^vvv。
                   
 だがしかし、セールス的にも落ち込んでしまった2nd盤がきっかけでか?・続く3rd盤は出ずに、R&Bシーンからいつの間にか消えていってしまいましたです。それと共に、グループ「ミッドナイト・スター」も消えていってしまった・・・、まっ・これも時代の変化だ!て事もありますが、R&Bシーンの一時代を築いた方達だけに何処かで活躍してくれていると嬉しい限りですね!。

<その他、アルバムレビュー>

ALL THE WAY [SOLAR/EPIC '89]

 「ミッドナイト・スター」脱退後の、初のオリジナルアルバムです。まっ!旧友のよしみか、#2"I Wanna Be Rich" & #8"Suger Free"は元グループの手による作品になっていますですね(^^)。ちなみに・・・、アルバム的には・ちょっとチャカポコし過ぎちゃって落ち着きに欠けますが、そんな中・「チャッキー・ブッカー」さんが参加した#1"Sir Lancelot"(だけ(^^;;;)は良い感じだよぉ〜ん(^-^)。

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