PORTRAIT


  アメリカ西海岸を代表するアーティスト・・・、1st盤以降・本国アメリカと共に日本でも着実にファンが広がってきた彼らでありましたが、でも!一番・このグループがブレイクしたのは、なんと!お隣の韓国だったのでしたでーす(^^!!!。

 ボーカルグループ「ポートレイト」、メンバーは「エリック・カークランド」「マイケル・アンジェロ・ソールスペリー」「アーヴィング・ワシントンIII」&「フィリップ・ジョンソン」の4人組で、元はカリフォルニアでの高校時代に知り合った「エリック」さんと「マイケル」さんとで作られたグループでありますです。後に85年にはラッパーを招いて3人組でコピーバンドで裏舞台を歩んでいた彼らでしたが、88年になってオリジナルな歌モノの曲作りを考えはじめ、現行メンバー「アーヴィング」さん&「フィリップ」さんを招いて89年にめでたく!メジャー契約と相成りましたです(^-^!!!。

 さて、左のアルバムは彼らのデビュー盤"PORTRAIT [CAPITOUL '92]"・・・にゃ(^^)、契約からアルバムデビューまでちょっと時間がかかった一品でしたですね。っで中身は、前半&ポイント・ポイントは完全ニュージャック・ビートのオンパレード!・・・なのですが、ただ踊らせる曲と言うのでなく、1stシングルカットで大ブレイクした#3"Here We Go Again!"を筆頭にビートに絡むメロディがどことなく霧のかかった湖畔のようなエキゾチックな雰囲気がやけに気持ち曲か続く作品でしたですね(^^)。それ以上に、スローで顔を覗かせるコーラスワークの美しさが絶妙(^^!!!。正直・個々の歌声としての魅力で勝負するタイプではないと思いますが、計算されつくしたのかのように(^^?歌声の絡み合わせ方・コーラスの盛り上げからが絶妙なグループだと感じましたですね!。ホントに、ここ一発の歌声の魅力で聴かせるのでなく、むしろ総合的な音楽的センスで聴かせるアルバムだと私は感じましたですね(^-^!!!。
                  
 さてさて、1st盤の成功後・サントラ盤での仕事が多くなり、ちょいと期間を開けて2nd盤をリリース・・・そして着実に3rd盤と続く彼らでしたが、ここでちょっと異変が生じる(^^)。実は2nd盤・・・中身はホントにスリリングなコーラスワークが楽しめるアルバムも米国チャートでは反映されなかった一品なのですが、同時期辺りから韓国で大ブレイクになったみたいであります。っで3rd盤辺りなると、完全に韓国向けに仕上がった一品(^^)。まっ!この部分は「音楽に国境なし!」と言う言葉で締めくくりたいと思いますが、ただ・・・90年代後期の彼らはR&B的熱さよりもホントに涼しげなクール差のみの方が目立ったって言うのも・あえて付け加えたいと思いますね(^-^;;;怖いカキコじゃ〜。ちなみにグループとしての彼らは9年の3rd盤で終わったのかな?、98年にはメンバー「エリック」さん「アービング」さんが揃って「フィル・ペリー 」さんの3rd盤に絡んでいたみたいだし、やっぱ終わってしまったんだろぉーなぁ〜・・・。

<その他、アルバムレビュー>

 ALL THAT MATTERS [CAPTOUL '95]

 デビューから3年の期間をおいてリリースされた2ndアルバムです。っで、前作とは一転・ダンシングな部分を完全に削り、ジャージーな楽曲と共にクールにコーラスワークを展開した作品に仕上がっていますですね(^-^!!!。ホントに夜中の首都高を気持ち良く流せる一品!・・・なれど、ボーナスナンバー"How Deep Is Your Love"辺りからカバーの意識が強くなってしまったのかなぁ〜って一面も感じられた作品でしたですねぇ(^^)。
 PICTURESQUE [CAPTOUL '96]

 通算3作目はカバーのバラード集でしたでーす(^-^)。まっ、過去の名曲に乗せ華麗なるコーラスワークを聴かせてくれるのだから素晴らしい一枚なのは確かなんでしょうけれど、うーん・・・オリジナリティー的な部分を楽しみに待っていた私からするとちょっと考えちゃった一枚だった(^-^;って事も付け加えておきたいですね(^o^;;;アララ。

 その他・キャピタル発のベスト盤もありますが、これは追々・中古盤で見つかった時にでも手を伸ばす予定でありまーすでーす(^-^)。

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