MIKKI BLEU


  表舞台ではあまり有名なアーティストで無いも、90年台には「マックバンド」さん&「ジョルジ・ペタス」さんをはじめ・プロデューサー&アレンジャーとして活躍していた方・・・っが、あまりに独自の世界を追求した彼の行き着いた先わぁ〜(^^;超デロデロ。

 メンズ・ボーカリスト&曲作りに多彩な発想をみいだす「ミキ・ブルー」さん。ヒューストン出身で、ハイスクール時代以前から音楽活動をはじめ、自身参加したバンド内でもかなり地元で有名だった彼であります。後に(口コミか?自身のアタックか?は解りませんが)80年代初期に大物ファンク・バンド「ギャップ・バンド」「コン・ファンク・シャン」「バーケイズ」等のライブ・ツアー・メンバーとして参加・・・、そして86年には出来立て「クラブ・ヌーボー」のメンバーとして活躍した彼であります。ただ、「クラブ・ヌーボー」での彼は正式メンバーでは無いみたいで、主にライブを中心に参加していた・・・ツアー・メンバー的・役割だったみたいでありましたです。単に彼にとって「クラブ・ヌーボー」は通過点と思っていたのか?(理由に同時期に「エレクトラ」の契約アーティストって一面があったからね(^^))、まっ!この部分は解りませんが、89年に「EMI」から待望のソロデビュー盤"I PROMISE"を発表に相成りましたでーす(^-^)めでたし。
                  
 ただ、ここから先・限りなくマイナー路線に突き進んだ彼(^.^;;;怖いよ&怖いよぉ〜。
                  
 さて、左のアルバムは通算2枚目の"GIMME THE KEYS [ULTRAX 91]"。まぁ、1st盤から"Lock-N-Key" & "Stand"の2曲流量と かなりマーナーの臭いがプンプンするような作品ですが、でも!出だしから軽快な「ジャック・スイング」の世界が演出されている好アルバムでーす(^o^!!!。ともにかくにも出だしからの#1"Gimme The Key" & #2"Whenyadowhatchade"!・・・また中盤・「スティービー・ワンダー」絡みの#7"All I Do"が、ホントに軽くて攻撃的でイケイケぇ\(^0^)/。正に!、「ニュー・ジャック・スウィング」の傑作の一枚だと私は思いますね(^^v。その他、#8"I-O-U Love"をはじめ・「ジョニー・ギル」を思わせる・哀愁ただようスローの豊富な作品・・・(^-^;;;。

 ここいらへんが分岐点だったのか(^^?、後に「ウルトラックス」から飛びだして「自社レーベル」を設立。それと同時に軽快なビートは完全に消え、怪しく・・・怪しく(^^;;;・・・「非常に怪しい哀愁の世界(^^!!!」に突き進んでいった彼でありまーす(^o^)。とにかくデロデロ(^^)でドロドロ(^^)の世界・・・でも、この怪しき世界に一歩足を踏み入れると、底なし沼のようにハマってくぅぅぅぅ〜・・・あぁぁ、恐ろしきアーティストやぁぁぁ(^0^;;;。

<その他、アルバムレビュー>

 I PROMISE [EMI '89]

 「クラブ・ヌーボー」脱退後、祝い!「ミキ・ブルー」さんの1stアルバムです。楽曲的には「チャッキー・ブッカー」を思わせる・・・ちょいときらめいたスイング・ビートとファンキー仕立ての融合的な作品に仕上がっていますですね(^^)。ちなみに、この頃はまだ隅から隅までメジャー系の音源・・・後にドロドロ路線になるとは夢にも思わずぅ〜(^-^;;;。
 THE LOVE DICTIONARY [SHOWTIME '93]

 通算3枚目にして、自社レーベルでのリリースに相成りましたでーす(^-^)。っで、ミニアルバムっと呼ぶべきかな?、全7曲・28分少々の作品なのですが、一つの方向性が明確にでた!良い作品でしたですねぇ〜。ただ、もう・この頃から跳ね系の音源は完璧に見あたらず・・・、怪しく・ドロドロォ〜(^o^)。
  HONEYLAND [SHOWTIME '96]

 通算4作目・・・、自社レーベル・経費節減のためか?シングルCDケースでのアルバムリリースに相成りましたでーす(^-^;。とにかく怪しき・この世界(^^!!!・・・メローとかスウィートとかの引用では収まらず、「うなされる月夜の晩」が演出された作品ですね。でも・・・ひとたび・この怪しい世界を知ってしまうと、なかなか抜け出せないよーん(^o^)。
  MELODIC MASSAGE [BLU-INK '97]

 通算5作目、なんか自社レーベルの名前が変わったみたいですね(^^)。とにかく目玉は!、「マービン・ゲイ」さんのカバー#2"I Want You"がホントに重たいビートを使って怪しい世界を演出している所かな(^o^)アハハ。それと!、アイズレーの世界を劇的に演出した#6"Come Straight 2 Da House"があったり・・・にゃ(^^)、もしかしたら「ミキ」さんの目指していたところは、「ロナルド・アイズレー」さんの世界だったのかなぁ〜(^^???。
  MELODIC MASSAGE [ULTRAX '97]

 メジャー(^^???復帰盤、5枚目のアルバムを「ウルトラックス・レーベル」が焼き直した作品でーす(^-^)。何曲か追加の部分がありますが、ほぼ原盤と同じかな?・・・まっ!怪しい世界であれ、かなりキャッチーな曲が多かったのも好印象だったのかもしれませんですね(^^)。それにしても、このジャケ写・・・あまりの怪しさにダウンしてしまったカットなのだろぉーか?(それとも腕立て伏せの途中のカットか(^^???)。
   ABERNACLE / JESUS IS CALLING [BLU-INK '02]

 そして、これが謎の「ミキ・ブルー」さんが参加したゴスペル盤どぇーす(^-^!!!。路線的にはアカペラ・グループなのですが、聴き心地では「テイク6」さん路線よりも、元曲から楽曲を覗いた・・・アカペラ・バージョンっていう雰囲気に感じましたですね(^^)。ちなみに、他のメンバーの歌声も凄いよん(^-^!!!。
   

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