ボーカルグループ「ユアーズ・トゥルーリー」、メンバーは（左から）「リッキー・ラマー・ジョーンズ」「ジェリー・Ｌ・ブリンスンＪｒ」＆「テレンス・デ・ヴォーン・ブルックス」で、お友達＆兄弟とか・デビュー以前から知り合っていたケースが多いボーカル・グループとは違ったパターンの・・・８０年代後期当時はまだ無名に近かったが、モータウン発・女性３人組「グッド・ガールズ」の発掘・プロデュース業で有名になった「ジョナサン・クラーク」氏がオーディション形式で出来上がったグループであります。まぁー、当時の各誌の紙面を見ていると「"オージェイズ"や"デルフォニックス"や"アイズレー・ブラザーズ"に似た現代版Ｒ＆Ｂグループ」を作りたかったとか・・・、多分・厳正なる厳しきオーディション内容だったと思われますね！。
さてさて、左のアルバムは彼らの１ｓｔ盤"TRLLY YOURS [MOTOWN '91]"で、とにかく華麗なるボーカル・ワークが気持ち良い作品でります。っで、アルバム内・９曲目以外は全てミッド〜スローの香り立つバラードの世界・・・、中でも「#2"I Wanna Make Love To You"の甘々バラード」から「#3"Hold Me"の懐かしきソウル感」・・・そして、イントロの「ゴメンね」を挟み・「#5"I Don't Wanna Lose Your Love"でのアカペラ・コーラスからメンバーみんなが絡むスリリングなボーカル・ワーク！」っと、前半３曲でこのグループの凄さが全てが語れてしまうぅー(^^!!!。まっ中身的には、新鋭でメンバー内「リッキー・ジョーンズ」のお知り合い「Ａ．Ｋ．」さんもグッドな甘みを演出し、また・「テンプテショーンズ」や「マック・バンド」の作品を手がけた「キース・アンデス」さんがポイント・ポイントでオーソドックスな曲を書いている・・・ってのが世の「ソウルファン・泣かせ」路線を決定づけているって感じですね(^-^)。
さて、デビュー当時のインタビューでは「３０年ぐらい、このグループでやりたい」っと言っていたのですが、アルバムとしてはこの盤一枚でＲ＆Ｂシーンから消えちゃいましたです。でも、まぁー・アルバム化は無いモノの、ライブとかで活動している事だと思いますねぇー。あっ！、ちなみに去年(2001年)に同グループ名で一枚出たみたいですが・・・多分・この方たちじゃーないような気がぁー・・・するにゃ(^^)。