AL B. SURE!


 何でしょうか?この怪しさは(^^???。でも、時代を先読みする音作りは、正に天才肌の方ですかね。今もなお 裏舞台で仕事をこなす・・・R&B界の必殺仕掛け人かも。
 本名「アル・ブラウン」、NYでのタレント・コンテストで「クインシー・ジョーンズ」に認められたのがきっかけでブラック・シーンに登場したのはあまりにも有名な話でありますが、それ以前からラップ系の作品に曲を提供してきた・・・のも、やっぱ有名な話ですね(^^;;;。ただ、誰の何の曲でこのコンテストに参加したのか・・・これは是非とも調べたいところでありますねぇ。(ちょい、歌声だけじゃ引っかからへんでぇー(^^!!!)

 さて、左にアルバムは通算2作目の"PRIVATE TIMES...AND THE WHOLE 9! [WARNER BROS. '91]"。前作でも絡んでいた「KYLE WEST (テディの叔父)」も数曲ほど参加していますが、全体的に「アルB」が手がけている・・・やりたいことを全てやっている作品だと思いますです。アルバムの内容は、まず1曲目のイーグルスのカバー"Hotel California"から6曲目までは彼の怪しいトロトロ・バラード集で固められていて、中でも「ダイアナ・ロス」がデュエットしている#5"No Matter What You Do"はNEW JACKSきってのスウィート・ナンバーでしょうね(^^v。(#2"Touch You"まで行ってしまう と、場所を選びそうだが(^^;;;)でもでも!「アルB」はやっぱアップやで!。1stシングル・カットでDJ「エディ・F」参加の#8"Missunderstanding"をはじめ、アルバムの後半 は打ち込みバシバシの粒ぞろいなアップのオンパレード(^^!!!。決して強力な歌声を披露する感じじゃないけど、スリリングなビート&メロディに気持ちいいタイミングで絡んでくる「アルB」のスタイルは、ホントにハマちゃうでぇー!。 絶対にアップ・ナンバー の「アルB」は天才肌やでぇー(^o^!!!。

 その後、間髪入れずに3rd盤のリリース・・・ですが、これを最後に自身のアルバムは終了してしまったみたいであります。同年に「JODECI」「F.S. EFFECT」のデビュー盤にプロデューサーとして参加、また90年代中期には「TEVIN CAMPBELL」「LADAE」「112」...etc。また「ジョニー・ギル」のMOTOWN3作目でも手腕を披露する、正にR&B界メンズ部門の裏の仕掛人と言って過言ではないと思います。っで、今現在は曲を書く仕事はストップしているみたいですが、きっとシーンがアップナンバーに欲している時にヒョコッと登場するかもしれませんなぁー、きっと(^^???。

<その他、アルバムレビュー>

   IN EFFECT MODE [WARNER BROS. '88]

 記念すべきデビュー盤であります。とにもかくにも、1stカットでチャートNo1の"Nite And Day"はホントに良く聴いたって感じ(^^!!!・・・ラジオをつけると必ずかかっていたもんねぇー(^o^)。その他、ロバータ・フラックのカバー"Killing Me Softly"とかあったり・・・、いやいやいや!あの怪しい裏声のオンパレが、1st盤の全てを物語ったいると言う作品ですかね(^^。
   SEXY VERSUS [WARNER BROS. '92]

 2nd盤から期間をおかず出されたアルバムです。内容的には2nd盤の延長のような感じですが、前作"Channel J"のリメイク・ヴァージョン曲・#8"See The Lady"に代表されるように、より打ち込み音を強烈に展開しているように感じますです。っで、強烈なのはアップ部に限らずに・・・スローの怪しさも強烈にぃー(^^v。
   

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