BASIC BLACK


 「ジーン・グリフィン一派」のボーカル・グループ。っして中身は・・・、90年代初期・「ガイ」よりも「ガイ」らしかったグループでしたですね!。

 ニュージャージー州出身のメンズ・ボーカルグループ「ベイシック・ブラック」。メンバーは「ケルヴィン・バードシャウ」「ルロード(^^?)・ターナー」「ダリル・アダムス」&「ウォルター・スコット」の4人組で、レーベルメイトで同出身地グループの「トゥディ」と時を同じくして出てきたグループであります。ちょこっと手持ちの資料が無くデビューの経緯は解りませんでしたが、ただ・「トゥディ」と違うのは、グループ「ガイ」を巡ってのトラブルから「テディ・ラリー」と「ジーン・グリフィン」が決別状態になってからの後のデビュー・・・、完全にR&B界で「ジーン・グリフィン」色が明確になってからシーンに登場したグループであります。っと言うのも、「ジーン・グリフィン」が「テディ」に変わる新たなパートナー探しをしていた頃にメンズ・ボーカリストでプロデュースもこなす「ザン」と知り合い、その「ザン」の紹介で「グリフィン一派でデビューを飾った」って、そんな感じの流れみたいですねぇ(^-^)。

 さてさて、左のアルバムは彼らのデビュー盤"BASIC BLACK [MOTOWN '90]"で、残念ながらアルバムはこの一枚のみで消えていってしまいましたです。っで中身は、もろ「ガイの1st盤」路線でーす(^o^)。もぉー、1曲目から4曲目は、ノリそのものよりも「アーロン・ホール」ばりに熱唱するリード(「ケヴィン」かぁ(^^???)が良い味を演出してくれていますーす(^-^)。ただ、前半の4曲はシーンを考えての演出みたいで、彼らのスタイルは5曲目"Special Kind Thang" & 6曲目"It's A Make Me Fall In Love"といった・どことなくメローでスムースで & アタックが強くて・・・、オールド・ファンを泣かせるオーソドックスなスタイルで歌い上げるタイプみたいでありますね。うにゃ、まぁー・例えは悪いですが、路線的には「マンハッタンズ」辺りを目指していたように思われますです(^-^)(ミッドナイトの演出にピッタリそうだ・・・って雰囲気だけで(^^;;;)。っんで、本作品のプロデューサーは・先ほど書いた「ザン」さんが全面バックアップで全面バックコーラスで参加・・・、最後の曲"Stupid"はリード・ボーカルまで努めていますです。うにゃ(^^)、内容は素晴らしいも、完璧に「ジーン・グリフィン → ザン → ベイシック・ブラック」の図式が明確に確立されている・・・そんな作品でしたですね(^^)。

 まっ!アルバムはこの一枚で消えていってしまった彼らでありますが、でもしかし!・・・98年の「ホイットニー・ヒューストン」さんのアルバム"MY LOVE IS YOUR LOVE"でメンバーの中心だった「ケヴィン」さんがプロデューサーで活躍しているみたいであります(ベビちゃん一派でかな?)。きっと他の3人もシーンの裏方で活躍していると思いますし、きっと!近い将来シーンの音を引っさげて帰って来てくれる・・・うにゃ(^^)、今はそれを期待して待っていたいと思いますでーすv(^-^)v。


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