BY ALL MEANS


  80年代後期・・・新たなるダンス・ビートが生まれたシーンの中で、’70sを思わせる独自のメロディ・ラインも流行っていった時期でもありましたです。後に「レトロ・ヌーボー」と呼ばれた音源・・・その音源を巧みに演出したのは、まず彼らだと思って間違えないところですね(^^!!!。
 ボーカル・グループ「バイ・オール・ミーンズ」。メンバーは「ジミー・ヴァーナー」「リン・ロデリック」(ご夫婦です)&「ビリー・シェパード」で、85年に「ジェームス & リン」ご夫妻が「ビル・ウイザー」のツアー・バックミュージシャンで活躍していたとき、偶然・彼らを客席でみていた「ビリー・シェパード」のお兄さん「スタン・シェパード」に惚れられ、「ご夫妻のみでのデビューに、一躍かった!」・・・の所、「スタン」が参加し、3人組でのグループ・デビューに相成りましたです。でもでも、ご夫婦にとって・この偶然は大きかった(^^!!!。まだ出会った頃の「スタン・シェパード」は知名度こそ薄かったモノの、後に「マンハッタンズ」のボーカリスト「ジェラルド・アルストン」のソロ・アルバムに絡
んだり・また「テンプテショーンズ」のアルバムに絡んだり・・・と、徐々にプロデューサーとしてシーンの中心的存在になり、それと共に・88年デビュー以降・グループの知名度も上がっていったって感じでしたですね(^^)。

  さてさて、左は通算2枚目のアルバム"BEYOND A DREAM [ISLAND '89]"で、まずは「マービン・ゲイ」のカバー・#1"Let's Get It On"が大ヒット!。シーンの流行 ビートながらも、迫力ある歌声が演出された一曲(^^!!!・・・実は、メインボーカル「ジミー・ヴァーナー」は「テディ・ペンダグラス」を想わせる・・・オーソドックスな中にも、華やかな感じする歌い手さんであります(^^!!!。その他、彼の歌声が満喫できる曲では中盤の#5"I Think I Fell In Love" & #6"Stay With Me Tonight"辺りもお勧めの一 品ですが、それ以上に全曲にわたって楽曲で演出している「シェパード兄弟」のなん とも暖かいメロディ・ラインも気持ち良い・・・正しくそんな作品ですよーん(^-^)。

 その後、92年にモータウンに移籍。・・・が、グループとしては、移籍第一弾で消えていってしまいましたです。まぁー「シェパード兄弟」はプロデューサ業をしているとは思いますが(それでも最近はぜんぜん見かけなくなったが)、・・・うーん、今は何処で活動しているのかなぁ(--???。

<その他、アルバムレビュー>

  BY ALL MEANS [ISLAND '88]

 記念すべき彼らのデビューアルバムです。っで、アップにスローに、どことなく当時の「クアイエット・ストーム」ブームを思わせる・・・まぁー・そんな中でも、メイン・プロデューサー「スタン・シェパード」の色合いが絶妙に感じられる作品ですね(^-^)。
 IT'S REAL [MOTOWN '92]

 通算3枚目でモータウン・移籍第一段(だけ(^^;)アルバムです。っで、「バイ・オール・ミーンズ」独特のメロディ・ラインがとても解りやすく演出されている作品だと思いますね!。もぉー・出だしの"Love Lies"で「来たぞ!来たぞ(^^!!!」って感じ(^^)。それ以上に、なんか明るいキャッチーな曲も目立った・・・そんな作品でーすよん(^-^)。

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