AARON HALL


 制御の効かない熱い歌声、正しく「NEW JACK SWING」時代ののナンバー1・ボーカリストであります。「アーロン・ホール」、デビュー前からテディと音楽活動を共にし、そして「GUY」のメイ・ボーカルとして活躍し、又・バックで参加していた「HEAVY D & THE BOYZ」の"NOW THAT WE FOUND LOVE"のヒットにより、日本国内においてもボビー・ブラウンと人気を二分していた彼であります。(ちなみにこの曲は、「ダンス甲子園」でも良く使われたもんね!)

 さてさて、左は「NEW JACKS」シーンも末期になった時期に出たアルバム"THE TRUTH [MCA '93]"。時に・92年「GUY」解散(グループでの契約は今現在も続いているみたいですが)、それと同じくしてテディがニューコンセプト「ブラックストリート」の旗揚げを企てていた時期に、正しく!シーンの隙間のような所から90年代怪物R&B盤が発売されましたです。まず制御の効かない前半アップ!は、「パブリック・エナミー」を代表とするヒップホップ・プロデューサ「Keith Shocklee & G-Wiz」をはじめとする超攻撃的な曲に吠えるアーロン(^^!!!。それ以上に中盤から始まるスロー・バラード構成は、熱くディープなアーロンが歌いまくる・・・正に90年代屈指の真っ黒なR&B盤であります。サントラ「ジュース」でも使われた#10"Don't Be Afrald (Sex You...Version)"はサーフィスと行動を共にしていた「Vassal Benford」氏が担当、また・おいらの大好きなナンバー#13"I Miss You"はトルゥープの裏方で活動していた「Gregory Cauthen」氏が担当。おいら・この2曲だけで、この盤を大プッシュしてしまいますね(^^!!!。

 しかし・・・彼の音楽活動とは違った部分でトラブルが生じ、一時期・R&Bシーンから「アーロン」 の名前が消えてしまいました。ファンとしてはやきもきさせられた時期だったとは思いますが、「キース・スウェット」&「ジェラルド・レヴァート」の力によりシーンに復活!、そして98年に待望の2ndアルバムが発売されましたです。この衝撃盤は・・・JACKSファンとしては、ホントに涙モノだったのですよぉ!。して、復活アーロンも凄かった象(^j^!!!。


<その他、アルバムレビュー>

 INSIDE OF YOU [MCA '98]

 5年と期間が空いてしまった、ホントに久々の2ndアルバムです。でも、アーロン・ホールの迫力ボイスは全開だし、内容的にもR&Bリスナーに絶賛されるような出来だと思いますね!。ただ、アルバムを等しての内容が切実な分、ちょっと重たく感じてしまった私でありましたです。軽快なアップにガンガンに吠える「アーロン」のインパクトが、あまりにも強すぎて・・・簡単には耳を変えられなかった象(^j^)。
 ADULTS ONLY [HEAD START '05]

 奇跡的と言っていいでしょ〜(^^;;;。7年の時を経て、通算3枚目のソロアルバムがリリースされましたです!。ちなみにシーンの風味を多用している作品かと思いきや、全てに渡ってアーロン節が展開している一枚に(^^!!!。吠えてます!、ファンが待っていた!アーロンさんの歌吠えが満喫できる一枚に仕上がっていますですよん、はい!!!(^o^)!!!。

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