「オマー・チャンドラー」さん（以下「オマちゃん」）。ＮＹ・ハーレム出身で、８０年代初期にＧＡＹのリーダー「テディ・ラリー」と共に挑んだアポロ・シアターの「アマチュア・ナイト」での優勝者としてブラコン・ファンの間で有名になる・・・っが・有名にはなったがレコード・デビューとまではいかず、タクシー（イエロー・キャブ）で生計をたたていた毎日だったみたいです。でも、チャンスは訪れる！。未確認ながらも、シングル盤・８８年に"Joy And Pain"が発売・・・それ以上に「テディ・ラリー」の８０年代後期の大成功が、オマちゃんのアルバムデビューに至った経緯だと思いますですねぇ。
さて、左の作品は彼のデビュー・アルバム"OMAR CHANDLER [MCA '91]"で、正しく！完璧なる"NEW JACKS"ボーカル・アルバムだと思います(^^!!!。まっ・チャートでの爆発ヒットは無かったモノの、とにもかくにも#1"Do You Really Want It"のアップがカッチョ良い(^^!!!。ちょっと押さえた刻みに派手な擬似音・・・それを上回るオマちゃんの爆発ボイスが展開！、間違えなくこの一曲はマイ"NEW JACKS SONG"ベスト５に入る名曲中の名曲(^^!!!。その他・「キース・スウェット」が書いた#3"This Must Be Heaven"（チャート中ヒット曲） & "Giving You Every Drop"有り、楽曲＆歌声ともパーフェクト！なる内容の一品(^^!!!・・・っが、アルバムとしてはチャートに入ることなく消えていった一品でありましたです(^^;;;。ホントに当時は「何故だろぉー？」「どぉーして売れへんのだろぉー(--???」と言う疑問が沸々と沸き上がる次第、これ以降・この盤をきっかけにチャート以外にも目を向ける習性を身につけてしまったおいらでありましたです。まぁー・まだこの時点では底なしマイナー沼にハマるまでは行かなかったものの、チャートの上位だけでなく表を満遍なく見るようになったきっかけがこの作品だったと思いますねぇ(^^)。
さてさて、内容は良いも・セールスでブレイクしなかったせいか、「MCA」と契約が切れる。ただ契約切れの間もラップ・グループ「CO-DEFENDANT」のバックに参加とかで活躍・・・、そしてマイナー発ながらも「テディ・ラリー」絡みの企画で２ｎｄ盤がリリース(^^)。・・・が、レーベルと喧嘩してイギリスで差し替え盤リリース(^^;;;。なんとも、波瀾万丈な歌人生を送っている人だよなぁー(^-^)。
っと、もう一つ。
上記で書いた「テディ・ラリー」と「オマちゃん」は義兄弟（「テディ」の妹さんと結婚）・・・っで、知り合ったきっかけはタクシーの中で、「オマちゃん」が運転手で「テディ」がお客さんで、「テディ」が「オマちゃん」の歌声を聴いて歌声に惚れ込みアポロへの出演を依頼したとの事・・・。よく見る彼の紹介文なのだが、果たしてホントなのだろぉーか？。普通に考えたら、タクシーでこんなやり取りがあったら不気味やでー(^^;。歌の上手い運転手が勝手に歌い出す・・・(^^;;;、日本では考えられないが・果たしてアメリカでは普通の出来事なのだろぉーか(^^???疑問やでー。
