SPECIAL GENERATION


  スペシャルのコーラスワーク・・・でも、ホント言うと、彼らはノー・マークだったんだよねぇー(^^;。あまりにも・・・、彼らを見いだした人が凄すぎてーねぇー(^^;;;アセアセ。

 フロリダ出身のボーカル・グループ「スペシャル・ジェネレーション」。メンバーは「チャーチル・ソルター」「モーリス・ダウディール」「マケット・ロビンソン」「フェルナンド・"チップ"・カーター」&「ケンドリック・ワシントン」の5人組で、85年から地元の教会を中心に活躍してきた彼らであります。ただ、元々「メジャーに進出」とかは考えていなかった彼らだったのですが、たまたま彼らのステージを見た「MC・ハマー」が惚れ込み、即オーディション・・・即合格し、即「MC・ハマー」のツアー・メンバーとして行動を共にするようになりましたです。っで、即レコーディングで、90年に1st盤リリース。うーん、全てに流れが速かったぁーねぇー(^^)・・・当時は絶好調の「MC・ハマー」だったから、レーベル関係者とかも仕事が速かったんだろぉーねぇー(^^)。
                 
 さて、・・・でもでも、選んだ盤は彼らの2ndアルバム"BUTTERFLIES [BUST IT '92]"。元々コーラス・ワークには定評のあった彼らだったのですが、シーンが極端に"NEW JACK SWING"に傾いていた時代にあっての「MC・ハマー」路線だった1st盤は、打ち込みが多すぎたなぁー?・・・って感じ。でも、2nd盤はレーベルの移動は無いモノの、90年初期から多数のボーカルグループをメジャーシーンに排出した「ジェラルド・レバート&マーク・ゴードン」チームがアルバムの全体を固め、又・「レバート」一派の「トゥループ」のメンバー「スティーブ・ラッセル」が曲を提供、またまた・「レバート」一派の「ルード・ボーイズ」がバックを固める・・・かなり豪華な作品になっていますです。前半2曲&最後の1曲はキラキラ&度派手な派ねビートが展開するも、やっぱ・この作品のメインは中盤のミッド・バラードだと思いますね(^^!!!。中でも「ジェラルド」名義の#9"Silly ME, Sill You"から「スウィッチ」の79年作カバー・#12"I Wanna Be Closer"の4曲の流れは完璧!。コーラスワークもさることながら、テナーとファルセットとの歌声が素晴らしすぎる曲ですよーん(^^!!!。
                 
 ただ、セールス的には売れなかった・・・って言うか、実は私も1st盤のインパクトが強すぎて購入をためらわせ、2nd盤を実際手にしたのは時期はずれの中古市場でしたです。聴いてみたら目から鱗(耳から何じゃ(^^?)、こんなに素晴らしいアルバムを外したんだぁー・・・っと我ながら苦笑い。でも・・・、あまりにも「MCハマー」の亡霊に影響されちゃったんだろぉーねぇー(^^;;;。
                 
 さてさて、2nd盤以降・彼らの名前を見なかった90年代後期、多分「ニュー・ジャックのみで活躍したグループ」として処理しようとした矢先にいきなりのシングル盤リリース。5人組は変わっていないがメンバー名も顔写真も載っていないこのシングルに、何故か?グループの存続&今現在も活動している・・・の情報だけで、なんか嬉しくなっちゃう感じでーす(^^)。でもでも・・・うーん、アルバム化までは、さすがにいかないのかなぁー(^^???。

<その他の、アルバム&シングル・レビュー>

 TAKE IT TO THE FLOOR [BUST IT '90]

 彼らのデビュー盤。まっ、「MC・ハマー」名義の曲も目につきますが、彼ら自身で書いた曲の方が多いみたいですねぇー。全体的に勢いがでるアップがメインですが、シングルカットはコーラスワークが十二分に楽しめる#7"Love Me Just For Me"って言うのが意外だったなぁー(^^)・・・ハマーが作ったってことも含めてねぇー(^-^)。
 I DON'T WANNA BE ALONE [UPSTAIRS '98]

 突如リリースされた、彼らの3曲入りリミックス・シングルです。まぁー、マイナー・レーベル発ですが、聴いている限りメジャー・R&Bシーンでもヒットしそうな感じですよーん。でもでも・・・、何でアルバム化までいかなかったのかなぁ???。


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