SOUNDS OF BLACKNESS


  91年の衝撃!。「ジャム&ルイス」が旗揚げした「パースペクティヴ・レコード」の第一弾アーティストは!・モダン・ゴスペル界のクアイア集団だった(^^!!!。って、おいら・当時は本当に驚いたでぇー!!!(^o^)!!!。

 クアイア集団「サウンド・オブ・ブラックネス」、1971年にリーダーの「ゲイリー・ハインズ」を中心にシカゴ・デトロイト&ミネアポリスを中心に展開していた集団であります。総勢30人程のメンバー&演奏者が15人程と、あまりに大所帯であった為・移動に支障が出たのか、かなりローカル的な感じだったみたいですね。まっ、このローカルな部分が、かえって「ジャム&ルイス」の目に留まりやすかった・・・全米規模でヒット作を出したかったと言う部分に絡んでくるんでしょうね(^^)(同じミネアポリスを拠点にしているだけにね(^^v)。

 さてさて、左の作品は彼らの「パースペクティヴ」第一弾アルバム"THE EVOLUTION OF GOSPEL (PERSPECTIV '91)"。イントロのアカペラが何とも宗教的な雰囲気から一転!、飛び出すナンバーはお洒落なジャック・ナンバー#2"Optimistic"やガンガン・ハウスの#4"The Pressure Pt.1"が勢い付けてガンガンガン(^^!!!イエィーイ!。もぉー、この2曲でアルバム全てを語れてしまうほどの爆発力があるナンバーですよーん(^^vvv。まっ、それを彩るクアイアの美しきコーラスと「アン・ネスビー」の爆発ボイスが、ゴスペル・ファンでなかった当時の私には凄く印象に残った一品でしたですね(^-^)。

 その後、同レーベルからオリジナル・アルバム&クリスマス・アルバムが計3枚と好調に発売されていましたが、「ジャム&ルイス」のレーベル解散劇に伴い・99年からマイナー系での活躍になっています。でも・・・、もとは歴史が古いクアイア集団。流行とかは一切関係なしに、これからも前進し続ける集団であることでしょうね(^^!!!。
                 
 でも・・・

 最近・解ったのだが、「サウンド・オブ...」って「ソウル・ゴスペル」の方面からは絶対に情報が入らないのです。何故でしょう?。もしかしたら、あまりにR&B路線にいすぎて&売れすぎてだからかなぁー???

<その他、アルバムレビュー>

 THE NIGHT BEFORE CHIRSTMAS - A MUSICAL FANTASY [PERSPECTIVE '92]

 クリスマス・アルバムです。1st盤のハウスっぽい楽曲で「アン・ネスビー」さんが暴れるのでなく、彼らのライブで見られる「R&B」「ソウル」「ジャズ」「ブルース」...etc感覚をふんだんに用いれた作品です。クリスマス盤って以上に、一枚の作品として楽しめるんじゃーないかなぁ(^-^)。
 AFRICA TO AMERICA : THE JOURNEY OF THE DRUM [PERSPECTIVE '94]

 1st盤路線のノリ系アップを継承しつつも、勢いに任せるのでなくアルバムにストーリー感・・・歴史観を踏まえての作品みたいですね。後半のタイトル曲近辺ではパーカッションがポンポコポンポコp(^o^)q・・・、でも・以外に「ジミー・ライト」が歌う#8"The Lord Will Mark A Way"のスローが、懐かしソウル路線で面白い(^^!!!。
 REMIX COLLECTION - JOURNEY OF THE DRUM [PERSPECTIVE '95]

 クリスマス・アルバムを含まない、過去2作品のリミックス盤です。まっ!メインは1st盤の"Optimistic"だと思われますが、サントラ盤「モー・マネー」からの"JOY"のリミックスも入っているのは嬉しい限りですね。

 ANN NESBY / I'M HERE FOR YOU [PERSPECTIVE '96]

 なんか、出るべくして出た「アン・ネスビー」のソロ・アルバムです。中身は「ジャム&ルイス」が殆どの曲に携わるほか「サウンド オブ...」のメンバー「ジミー・ライト」・また「アン」本人が書いた曲も含まれていますし、まぁー・お洒落なR&B路線を追求したような良好盤です。ただ・・・、以前を知っているだけに、極端なダンサンブル路線が無いのが ちょっと(^^;;;。
 TIME FOR HEALING [PERPECTIVE '97]

 ジャケ写から伝わるに地球規模のゴスペル盤って感じですが、中身はファンク調ありディスコ調あり・・・と、懐かしい過去のR&Bモノが聴ける作品になっていますねー。(目立った一品は無いけどね(^^;;;)
 RECONILIATION [ZINC '99]

 まっ、「パースペクティヴ・レーベル」が解散してしまった為・レーベル移籍を余儀なくされた時の作品ですが、クアイア集団と言うよりメンバー個々の個性が花開いた・・・違った感じでの「サウンド・オブ・ブラックネス」を楽しめた一品でしたですね(^^)。みんな、ソロでも上手いよーん(^^!!!。
 ANN NESBY / PUT IT ON PAPER [UNIVERSAL '02]

 2002年・春、2nd盤がリリースされましたぁ!。
 SOUL SYMPONY [S.O.B '02]

 自社レーベルからリリースされた一品だけど、なかなか良い作品でしたでーす!。


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