RUDE BOYS


  日本語に変えると、グループ名「えっちな男達」・・・、彼らの歌声の素晴らしさにはほど遠いネーミングでありますなぁー(^^)。(手持ちが全て輸入盤なので、そこいらへんの経緯がよく解らないです。(^^;;;。でも・・・、日本でこの名前だったら、みんな・きっと引いちゃうよねー(^^v。

 ボーカル・グループ「ルード・ボーイズ」、メンバーは「エドウィン・バンクス」「J・リトル」「ラリー・マーカス」「メルビン・サーパス」の4人組で、「ジェラルド・レバート」さんの全面的・大バックアップでデビューした彼らであります。ただ、このグループの楽曲&歌声の基本的・根っこの部分は、メンバーの「ラリー・マーカス」さん(BB・キングの甥)が演出しているみたいな感じですねぇ。(ちょっと頑固っぽいフレーズがあるもんで(^^))

 さてさて、左の作品は彼らの1st盤"RUDE AWAKENING [ATLANTIC '90]。っで、引き合いに出すのもなんなのですが、ジェラルドさんが同時期に全面バックアップした「トルゥープ」のアップアップ路線と違い、歌モノ重視の・・・ソウル・ファンを「うーん!」と唸らせるコンセプトで出来たグループみたいであります。それでも、シーンは「ニュー・ジャック」色にほぼ染まった時期なので1stカット・#1"Come On Let's Do This" & 3rdカット#・"Heaven"と言うアップナンバーもシングル化されましたが、やっぱり!チャートは彼らのスローナンバー・#2"Written All Over Your Face"(ジェラルドさんがほぼ強引に参加(^^;;;) & #8"Are You Lonely For Me"が堂々のチャート1位に(^^!!!。その他に、共に「ラリー・マーカス」名義によるミッド・バラード&スローナンバー・#7"I'm Going Thru" & #9"I Need You"・・・なんかも、大都会の夜に演出されそうな大人の甘甘ナンバーですよーん。やっぱり、彼らは切なるバラード系がマッチすると言うか、ニュー・ジャックス時に登場したスペシャルなボーカル・グループでしたですねー(^^)。やっぱり・・・歌声を聴く限り、「えっちな男達」とはほど遠い気がv(^-^)v。

 その後、92年に2nd盤が発売。っで、グループ解散を感じさせるように「J・リトル」のソロ・アルバムが発売されましたが、97年にマイナー系から復活の狼煙をあげるように彼らの3rdアルバムが発売されました。これが凄い盤!。やっぱり「ラリー・マーカス」さんは、ただもんではないなぁー(^^!!!。R&Bファンの壺を擽りすぎる出来じゃ象(^j^!!!パオパオ・パオーン!!!。

<その他、アルバムレビュー>

 RUDE HOUSE [ATLANTIC '92]

 「ジェラルド・レバート」さんが一歩引いた2nd盤です。スロー・バラードの素晴らしさは1st盤でお墨付きの彼らですが、1stシングル化された#3"My Kinda Girl"を筆頭に、アップ・ナンバーの面白さはこっちの盤の方が良いかもね(^^!!!。
 J. LITTLE / PUTTIN' IT DOWN [ATLANTIC '94]

 っで、勢いに乗ったか、メンバーの「J・リトル」さんのソロ・アルバムを発売されました。彼の、テナーの歌声は甘く切なく・・・なのですが、「ジェラルド・レバート」さんが全面バックアップの作品にしては、どーも楽曲が重たかったぁー(^^;;;・・・でしたです。っで、彼は今・何処に・・・。
(確かぁー、「O・ジェイズ」のアルバムに曲を書いていたのを見たような気が(--???)
 RUDE AS EVER [BUCHANAN & FILM WORKS '97]

 「J・リトル」のソロ・・・、これ故・グループ活動は終了してしまっていたのかと思っていた時に、マイナー・レーベルから劇的な復活盤が出されました。っで、「J・リトル」さんの抜けた変わりに「ドゥワイト・トンプソン」さんが参加。まっ!それ以上に、当時のR&B盤・全般含め、アップ&スロー共に最高の歌声を披露してくれた・・・そんな3rd盤でしたですね。ただ、作品的にはちょっと濃いけどね(^^v。


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