RALPH TRESVANT


  90年代で一番好きな曲は?っと言われたら、私は迷わず彼の"センシティヴィティ"を選びます。クールに彩られた真夜中なのだが、緊張した鼓動のような刻みだけが男のテンションをあげていく・・・(運転中ならアクセルがぁー・・・ブンブンやぁー)。

 「ラルフ・トレスヴァント」、元「ニュー・エディーション」のメイン・ボーカリストを勤めた方であります。声室は極端なテナー・・・って言うか、バブルガム的な子供声と言った方がいいでしょうね。でも、彼のポップぽい歌声が「ニュー・エディション」を成功へと導いたのは言うまでもありませんです。さて、左は1stアルバム" RALPH TRESVANT [MCA '90]"。結果的にグループ・メンバー内で一番最後にソロ・アルバムになってしまった彼ですが、ソロ盤の発売を待ちわびたファンの期待以上の作品に!!!。先に書いた"Sensitivity"を含めアルバムの前半を演出するのは、一番に彼のソロデビューを望んだ「ジャム&ルイス」が担当。この部分が「SOS BAND」ぽく処理した楽曲で良いんだよねー(^^!!!。中盤&後半のポイントに位置するミッド系では、「ベビー・フェイス」と「ティミー・ギャトリング」っと贅沢なプロデューサー起用。中盤の「アル・B」を思わせるアップ・ナンバーではデビュー前の「K−Ci (of JODECI)」が参加しているし、12曲目のキラキラ・バラードは なんと!「マイケル・ジャクソン」がライティングしているぅー(^o^)わーぉ。

 まっ、彼もまた「ニュー・ジャックス」シーンのみで輝いた感じのアーティストではありますが、この1枚のアルバムだけは きらびやかだったシーンと共に これから先も私の頭の中にしっかり刻み込まれている作品だと思います。これから先、色んな名盤を手にしても・・・きっと・・・。

<その他、アルバム・レビュー>

 IT'S GOIN' DOWN [MCA '93]

 ノリ的には1st盤と殆ど変わらない作品です。が、雰囲気的には、よりアーバンな大人の
路線を追求した作品だと感じましたです。だから・・・(少々、スケベやでぇー(^^v)。
   

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