PHIL PELLY


  90年代初期、「ニュー・ジャックス」真っ直中にあって、そんなシーンの中でも各レーベル共に歌える(?)ボーカリストに発掘に夢中になっていた時期でもありましたです。っで、"CAPITOL"が売り出したボーカリストは・・・、脳天キレキレの爆発テナー・ボーカルじゃー(^^!!!。

 「フィル・ペリー」さん、70年代はグループ「モントクレアーズ」で活躍し、80年には"RICHARD SANLIN"とのデュエット曲"Just To Make You Happy"のスマッシュ・ヒットを飛ばす。・・・が、ここいらへんは完璧に未確認の部分が多し(^^;;;。後に「ジェームス・イングラム」とか「リー・リトナー」との仕事が多くなってきていることですが、まぁー・・・裏方の実力者でありながら苦労人の80年代と言っていいかもしれませんね。

 そんな中での転機と言うか、左のジャケ写に掲げた私の大好きなソロ1stアルバム"THE HEART OF THE MAN [CAPTOL '91]"がリリースされる。っで、とにかく無茶苦茶・凄いハイ・テナーの歌声(^^)。間違えなく・出だしの#1"Amazing Love"は90年代マイ・ベスト10に入る強力アップ・ナンバーで、・・・いやいや、曲のカッチョ良さ以上に彼の血管が切れそうな爆発ボイスが凄すぎる一品!。この一曲だけど本アルバムはプッシュ!なのですが、中盤のミッドナンバーでの歌い回しも見事だし、1stシングルカットされ大ヒットしたアレサのカバー#7"Call Me"なんかも90年代の「ニュー・ジャックス」真っ直中な中でも良質なソウルって部分がヒシヒシと伝わった一品だったしね(^^!!!。後半の「シーシー・ワイナンズ」とのデュエット曲#10"God's Gift To The World"なんか、鳥肌モノのバラードだよーん(^^vvv。

 ただ、元はR&Bよりもジャズ/フュージョン系のボーカルの仕事が多かった「フィル」さん。ゆえにと言っては変ですが、"CAPITOL"との契約が切れた時点から、「リー・リトナー」とのセッションの仕事をこなす一方、2nd盤では"GRP"と言うフュージョン・レーベルに移動しちゃったしね。正直いって当時(94年)はR&B路線から離れていった「フィル」さんを残念に思いましたが、「フィル」さんの歌声を聞く限り!。そんなジャンルとか枠とか言っているのはリスナーのみで、ジャンルに一切関係なしで彼は爆発ボイスを展開しているのだと痛感させられちゃいましたねー(^-^)。
  
 ところで、なんか「フィル」さんは親日家で有名で・・・っで、空手の段位保持者との情報も以前・聞いたことがあります。っと同時に、そこの(日本の)空手教室では、いつも「フィル」さんの曲がかかっているとの噂が(^-^)。私にはよくは解りませんが、果たして「フィル」さんナンバーで力がはいるのでしょーかぁーねぇー(^^???。
(あの脳天キレキレ・爆発ハイテナー・ボイスは、空手パワーのおかげかな(^^???)

<その他、アルバム・レビュー>

 PERRY & SANLIN / FOR THOSE WHO LOVE [CAPITOL '80]

 祝い!復刻盤とでも言おうか(^^!!!。世界初のデジタル音源による、「モントクレアーズ」後・80年にリリースされた「フィル&(ケビン)サンリン」の男二人のデュオ・アルバムです。っで、内容は・・・おぉぉ!!!、ダンクラじゃー(^0^)イェーイ!。でもでも、バラード・ナンバーはほんまに甘いでー(^-^)。
 URE LEASURE [MCA/GRP '94]

 ソロ通算2作目、キャピタルとの契約切れから「MCA」のフュージョン部門「GRP」っと契約。ただ、フュージョン系って部分はバック奏者の名前だけで、楽曲&フィルの歌声はブラコンそのものでしたですね(^^)。っで、シングル・ヒット曲は#4"If Only You Knew"でしたが、・・・(^^v、やっぱ私は「アース・ウィンド・エンド・ファイアー」のカバー#3"After The Love Has Gone"と「ルーサー・ヴァンドロス」ご執筆ナンバー(で"End Of The Road"絡みの)#10"Love Don't Love Nobody"がすきじゃなー(^^vvv。特に3曲目の方は・・・「フィリップ・ベイリー」顔負けのファルセット・ボイスが展開してますよーん(^-^)。
 ONE HEART ONE LOVE [PRIVATE '98]

 ソロ通算3作目、この作品はかなりフィルさんの爆発・ボイスが楽しめる作品になっています。切ないようなバラード#1"I'm Sorry"をはじめ・なんかポール・ローレンスみたいな楽曲が揃っているせいか、かなりR&Bに近い作品だと思いますが、「ジョージ・デューク」の名もみえるし・・・やっぱジャズR&Bかな(^^???。でもでも、やっぱりアルバム内・マイNo1の曲は「アル・グリーン」のカバー・#10"Let's Stay Together"だね(^^vvv。(思わず笑える曲だよーん(^^!!!)
 MY BOOK OF LOVE [PRIVATE '00]

 ソロ通算4作目、レーベル&製作陣・共に変更がないので、3作目同様・安定的を持って楽しめた作品ですね。っで、毎度おなじみのカバー曲は、「テディ・ペン」の#8"She's Over Me"っとスタイリスティックスの#10"You're As Right As Rain"になっていまーす(^-^)。特に「スタイリスティックス」の方は、ミステリアスでなかなか良い雰囲気だよーん(^^vvv。
 MAGIC [PEAK '01]

 2001年秋、新譜が発売されました!。


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