MEN AT LARGE


  ダダァーン!っとそびえ立つ2人、二人合わせて300ポンド!、見た目・ラッパー、でも・・・意外にも彼らは繊細なるボーカルグループなのであります。

 「メン・アット・ラージ」、メンバーは「デビッド・トレバー」さんと「ジェイソン・チャンピオン」さんの超ヘビーなお二人で、同時期にヒットを飛ばしていた「ルード・ボーイズ」と同じく「ジェラルド・レバート」さんの完全バックアップでデビューした彼らであります。ただ、「ルード・ボーイズ」と違う点は、彼らはゴリゴリに歌声で押すのではなく、キャッチーなヒップホップに身をのせて歌声を弾ませるタイプなところ。意外にねぇー、このスリリングさと器用さと軽快な身のこなし方が、「繊細なる歌声!」ってふうに感じちゃうんですよねぇー(^^)。うにゃ・・・ホントに、見た目と違うでぇー(^^!!!。軽いでぇー(^^!!!。

 さてさて、左の作品は彼らの1stアルバム"MEN AT LARGE [EASTWEST '92]"。先ほども書いきましたが、「ジェラルド・レバート」さんの完全バックアップが手伝ったか、軽快なアップナンバー・#2"Use me" & キラキラ・バラードナンバー・#7"So Alone"がシングルチャート10位に入ったヒットアルバムであります。まぁー、出だしのイントロこそ「お食事ネタ」なのですが、アルバム全体を通して・勢いあり&甘みもあり・・・ヒットするのが当たり前!のような作品ですね。ただ・・・、正直・ジェラルドさん一派の為・極端にオリジナリティーにとんだ作品でなかった分、意外に私の耳は重きを置いていなかったってのも事実であります(^^;;;。でもねー・・・今してみると、これは大きな間違いと後にあって解った次第・・・。

 その後、94年に再度ジェラルドさん完全バックアップでの2ndアルバムを発売。そして、シーンから一度は消えていた彼らでありますが・・・、99年にメンバーチェンジでマイナー復活!。正に、彼らのオリジナリティーが全面に浮き上がった傑作盤(^^!!!。っで、慌てて過去の盤を引っぱり出す・・・あれっ?良いじゃん(^^!!!。うーん・・・、毎度毎度のことながら、いい加減な耳の持ち主のおいらでありますです(^^;;;だははっ。

ps:96年にお忍びで、都内「ソールトレイン・カフェ」で彼らのライブがあったみたいです。それも、一ヶ月後のBMR誌で確認!。だぁぁぁ!!!、これは絶対に見てみたか ったライブだ象!!!。・・・グッスン(T.T)。

<その他、アルバムレビュー>

 ONE SIZE FIT ALL [EASTWEST '94]

 彼らの2ndアルバム、前盤同様・「ジェラルド・レバート」さんが完全にバックアップされたの作品です。まぁー、セールスポイント的には5曲目・「ジェラルド & キース スウェット」が参加している"Don't Cry"だと思うのですが、私的には#6"Feet Wet" & #7Better Off By Myself"あたりのラッピンがフューチャーされたダンス・ナンバーの方が好きですねー。まっ、シーンが極端に「ヒップホップ・ソウル」の時期だったから、セールス的にはしんどかったみたいですがね。
 LOVE STRIGGLE AND PROGRESS [RIVAL RECORDS '99]

 「ジェイソン・チャンピオン」に変わって「エドガー・ポーター」が加わった・・・、メンバーチェンジ&マイナー発の3rdアルバムです。(正直、5年ぶりだったから・・・完全に消滅してたと思っていたよぉー(^^;;;)でもねー、彼らのヒップホップ・テイスト感溢れる歌声は、マイナー発って感じさせないよーん!。それと共に、ブルーマジックの"Side Show"を使ったミッド・アップの#4"Drew From The Deck"は、マジでカッチョ良い象(^j^!!!パオパオ!。
   


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