JOE PUBLIC


  90年代初期・・・楽曲が「サンプリング」とか「プログラミング」の流れになった時期に、ライブでもプロモでも・・・踊りも披露することなく楽器を持って演奏をしていた彼らであります。

 NY出身、セルフ・コンテインド・バンド「ジョー・パブリック」。メンバーは「ジェイク」「デュー」「ケヴ」「J.R.」の4人組で、「スター・ポイント」などでプロデュース業をしていた「ライオネル・ジョブ」氏の秘蔵っ子グループだそーです。っで、「キース・スウェット」の3rd盤"KEEP IT COMIN'"のタイトル曲に「作曲・演奏・コーラス」を手がけたことで、めでたくメジャー・デビューに相成りましたです。

 さてさて、左に作品は、彼らの1st盤"JOE PUBLIC [COLUMBIA '92]"で、先行シングルのジャック・アップナンバー#1"Live And Learn"がチャート3位に & 2ndシングルの軽快なラブソング#3"I Mss You"がチャート8位に入った、彼らの大ブレイク盤であります。ただねっ、歌声にコーラスに魅力があると言うタイプでなく、あくまで楽曲と演奏に際だった・・・格好良さをみせたグループではあります。まぁ・それからか・・・、ジャック・スウィング・跳ねビートの色合いは感じるも、まっ・アルバムの根っこの部分では80年代のファンク系・ヴォーカル&インストルメンタル系を追求した作品だと思われますね!。余談ではありますが、1st盤が発売されてまもなく・彼らのライブがクラブ・チッタ川崎でおこなわれ 生の彼らを見ることが出来たのですが、あくまで演奏重視で・・・、踊るのはお客のみの彼らのライブを今でも覚えていますです。まぁー・彼らの演奏に対する自信の現れだと思いますが・・・ねぇー(^^;;;・・・(正直言って、ライブはなーんか物足りなさを感じたのですます(^^)。ただ、それ以上にファンの多さにはビックリしましたねぇ(^^))

 っで、94年には、よりファンク路線を追求した2nd盤が発売されましたが、残念ながらシーンから消えていってしまいました。でも、まっ!演奏に抜きに出た彼らだから、きっとNYを基盤に音楽活動をされていることでしょーねぇー・・・。

<その他、アルバムレビュー>

 EASY COME EASY GO [COLUMBIA '94]

 1stシングル"EASY COME EASY GO"を含め・決してキャッチーで売れ線ナンバーは無いんだけど、曲のグルーブ感と言い・ベースラインのうねりと言い・ドラムの刻みと言い・・・、全てに気持ちよさを感じさせる作品ですね。1st盤よりも完璧にヴォ・イン路線を追求したせいか、おいらには聴きやすいような気がするなぁー(^^)

             ps: 未確認ではありますが、今年2001年の4月に彼らのライブ盤が発売されたみたいで
                あります。もし?本当に彼らなら、入手したい気も・・・。うーん、似たような名前の新人
                デビュー盤かもしれないし、もーすこし様子をみよう(--!!!。

             ps2: このレビュー・カキコが終わった後に、メンバーみんなが今時R&B界にプロデュース
                業&バック・ボーカルで活躍しているのを確認しました(^^)。元々・自分たちのスタイル
                を持っていて演奏が出来る彼ら・・・埋もれていく存在ではないと思っていましたが、それ
                でも!シーンで活躍中の便りはホントに嬉しいですね(^^!!!  

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