CHRISTOPHER WILLIAMS


 甘いマスクに甘いお声、ボーカリスト活動と役者活動とを平行している・・・こちらで言う芸能人って肩書に近い存在の「クリストファー・ウイリアムス」さんであります。

さて左のアルバムは、デビュー盤"ADNENTURES IN PARADISE [GEFFEN '89]"。よく誌面などでは「テディ・ペン」似と書かれていますが、私的には「ちょっとこもったジョニー・ギル」の感じが強いですかね。っと言うのも、1st盤はスタイル的にも「ジョニー・ギル」をかなり意識した作品のように感じられるからなのです。アルバムの殆どを この頃「テディ・ラリー」と仲が悪かった「ティミー・ギャトリング」さんが指揮をとるなか、ニュー・ジャックス・シーンに欠かすことの出来ない「レバート・ファミリー」&「ティミ・アレン」の方々も本アルバムに参加しています。まっ、それ以上に、前期ニュー・ジャックスの作品にしては変に偏ってない・・・素直な楽曲と素直に歌っていると言うインパクトの方が強い作品ですね!。
                  
 さてさて、91年にサントラ盤「NEW JACK CITY」頃から彼のことを「Best Of "NEW JACK SINGER"」などと呼ばれはじめ、同時期の2nd・「アップ・タウン」レーベル移籍盤あたりからは極端に口ごもった歌い方に変わってしまいました。ここいらへんが強力になったシーンの怖さなのか・・・まぁー、あまりに極端なスタイルに、かなり驚かされたって記憶があります。それ以降・95年に「ジャイアント」レーベルで一枚作品を出していますが、やっぱ役者活動の方がメインなのかなぁー???って感じ。うーん・・・気が向けばアルバムを発売するってタイプなんでしょーねぇー、きっと。

<その他・アルバムレビュー>

 CHANGES [MCA/UPTOWN '92]

 映画「NEW JACK CITY」の出演も含め、役者活動も忙しかった頃の2枚目。レーベル
の方向性からか、どちらかと言うとアーバンナイトの「恋するバラッド」みたいな曲がメイ
ンになっています。まっ、「甘いマスクに素敵なバラードを」的な要素からなんでしょーが
、私的にはもうちょっと弾けて欲しかったなぁー・・・って感じですかね。
 NOT A PERFECT MAN [GAINT '95]

 この頃になると役者活動の方がメインだった気がしますが、久々にリリースされたアル
バムは内容こそ普通のミディアム〜スローな楽曲ながらも、歌声に至っては過去の作品
より弾けているように感じます。なぁーんか、いがいに楽しめた作品だったなぁー・・・。
 EAL MEN DO [RENEGADE '01]

 2001年、新譜発売でーす!。


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