適当にキーを押し、文字入力してみてください。アルファベットのキーか、「Enter」キーならば、いくら打ち込んでも、問題は発生しないはずです。例えば、アルファベットを数回練習に打ち込んでみると、よい練習になると思います。間違えたキーを押しても気にせずに打ち込んでしまいましょう。
キーの種類を3種類に分けてみました。
1. 文字キー ・・・ 普通の文字、数字、記号などを入力するためのキー
2. 適当なキー・・・ スペースキーと、Enter(エンター)キー
3. 特殊キー ・・・ 上記以外のキー
文字キーを大きく二つに分けると、キーボードのキーに刻印されている文字が、2つのものと4つのものがあります。刻印が2つのものは、普通に打てば左上の文字が入力できます。また、刻印が4つのものは、普通に打てば左下の文字、「Shift」キーを押しながら打つと左上の文字が入力できます。
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「~ 」(Tilde(ティルド))
これは「Shift」キーを押しながら「^」(Caret(カレット))を押すと入力できます。Shiftを押しながら「0」(ゼロ)を押しても何も入力できません。
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「_ 」(UnderBar(アンダーバー))
これは「Shift」キーを押しながら、一番右下のキー「 \ 」を押します。ただし、「 \ 」は日本のパソコンでは入力できません。
(参考)<「 \ 」について> 「 \ 」が日本で使えないのは、その代わりとして「¥」が組み込まれているためです。日本式で「 \ 」を使いたいときは、「\」(YenMark(円マーク))や「 / 」(Slash(スラッシュ))が使われます。 |
パソコンのソフトから「適当なキーを押してください」と指示されることが、たまにあります。このときに使うと良いキーは、Space(スペース)キーとEnter(エンター)キーです。
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Space(スペース)キー
キーボードの一番手前、真ん中にある、刻印のない大きなキーがスペースキーです。「空白文字」が入力されます。また、漢字の変換キーとしても使います。
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Enter(エンター)キー
文字キー群の右端にある一番大きなキーです。「改行文字」が入力されます。メモ帳などでは、「改行マーク」は表示されず、ただ行が一段下がるだけですが、「改行マーク」が表示されるソフトもあります。また、「OK」ボタンなどをクリックする代わりにも使えます。
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Shift(シフト)キー、Ctrl(コントロール)キー、Alt(アルト)キー
これら3種のキーは、ほかのキーと同時に押して使います。ただし、同時に押と言っても、これら特殊キーを先に押して、押しながらほかのキーを押します。
Shiftを押しながら英字キーを押すと大文字が入力されます。例えば、「a」は「A」と入力されます。
Altをおしながら「F4」キーを押すと、Windowsの終了オプションが現れます。また、Ctrlを押しながら「c」で、「クリップボードへのコピー」、Ctrlと「v」で「貼り付け」、Ctrlと「x」で「切り取り」の機能が働きます。 |
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Caps Lock(キャップス・ロック)キー
Shiftを押しながらCaps Lockを一度押と、その後は英字キーを単独で押すだけで、大文字入力されます。この状態を解除するには、もう一度同じようにShiftを押しながらCaps Lockを押します。
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Num Lock(ナム・ロック)キー
テンキー(計算機型の数字キー群)の付いているキーボードで、Num Lockキーを押すとテンキーで数字が入力できるようになります。Num Lockが解除されている場合は、テンキーが思ったように機能しません。Lockが入るとキーボードのどこかにインジケータ(ランプ)が点灯します。このキーを何度も押して、点灯させたり消したりして確認してください。
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BS(Back Space(バック・スペース))キー、Del(Delete(デリート))キー
BSキーは、書き終わった文字を後ろから順に消していくときに使います。カーソルよりも前(左)の文字を消します。また、Delキーは、カーソルよりも後ろ(右)の文字を消します。
(参考)<Ins(Insert(インサート))キー> このキーは、ほとんど使われません。ただし、ときどき間違って押してしまって、アタフタ戸惑ってしまうことがあります。普通の状態を「挿入モード」といって、文書の途中にカーソルを持っていきキー入力すると、カーソルの後ろの文章は順送りに後ろに移動し、消えてしまう心配はありません。カーソル位置に入力した文字が「挿入」されるわけです。 ところが、このInsキーを押すと「上書きモード」という状態になってしまいます。この状態で挿入しようとすると、後ろの文章が消えてしまって、打ち込んだ文字に書きかわってしまいます。新たに打ち込んだ文字で、まさに上書き書き換えしてしまうのです。突然この現象が起こると戸惑いますので、一度、試されておくと良いでしょう。 |