[、豆知識集 

深く掘り下げた(参考)です。

 

(豆知識)<CPUとメインメモリ>

簡単に言うと、「MB(マザーボード)」は電気基盤とそれに付属する電気部品のこと、「CPU」はMB上につないであって、パソコン頭脳の「考える(記憶を組み立てる)」機能を担当します。「メインメモリ」もMBにつながっていて、パソコン頭脳の「記憶」機能を担当します。このように、CPUとメインメモリは、連携してパソコンの頭脳の役割を果たします。

 

CPU

マザーボード

メインメモリ

メインメモリ

 

 

(豆知識)<基本ソフトについて>

Windowsのような基本ソフトのことを、OS(オーエス(Operating System)といいます。OS1995年まではDOS(ドス(Disk Operating System))と呼ばれるものが一般的で、ほとんどがキーボード入力、文字出力でパソコンを扱っていました。DOSの時代には、一般向けにはMS-DOSMS-DOS/V、またPC-DOS/Vなど、まだほかにも様々なOSが使われていました。ところが、1995年のMS-Windows 95の発売と同時にMicrosoft Windowsが市場を席巻し、現在ではほぼ独占状態です。DOSとは違い、Windowsは綺麗なグラフィック表示で、入力の大半がマウス操作で済むようになりました。このため一般の人にも取っつきやすくなったのです(もちろん大規模な宣伝活動もありましたが)。ただし、現在も一部ではLinuxというOSなど様々なOSが使われ、Linux上ではX-WindowsというWindowsなどが使われています。

 

 

(豆知識)<Microsoft Windowsの改版>

パソコン用ソフトの改訂版のことを、バージョンアップ(Version Up)と言い、第何版か?を数字で表すことが多いです。例えば、Ver.1Ver.2。小さな改訂は小数点以下で表し、例えば、Ver.1.00Ver.1.01とします。一方、Microsoft Windowsはバージョンアップを繰り返すたびに、バージョン名を付けてきました。一般向けのMicrosoft Windows大きなバージョンを古いものから並べると、Windows Ver.3.1Windows 95Windows 98Windows MeWindows XPWindows Vistaとなります。

 

 

(豆知識)<メガ(M)とかギガ(G)>

パソコンのカタログなどでは、MB(メガバイト)とかGB(ギガバイト)という記号が並んでいます。この「B(バイト)」はデータ量を表し、$(ドル)とかg(グラム)のように「量」を表す記号です。基準として「フロッピーディスク1枚で約1MB」(正確には1.44MB)と覚えておくと便利です。

B(バイト)の前に付く「K」「M」「G」などは、「K(キロ)」は「約1,000倍」(正確には1,024倍)の意味、「M(メガ)」は「約1,000,000倍」、「G(ギガ)」は「約1,000,000,000倍」、「T(テラ)」は「約1,000,000,000,000倍」の意味です。つまり、「1GB」はフロッピー(1MB)の約千倍、「1KB」はフロッピーの約千分の1です。

 

またスピードを表すには「bps(ビーピーエス)」という記号を使いますが、これは「bit per second(ビットパーセカンド)」の略で「bit/秒(毎秒○bit)」を表します。秒速を表す「km/秒」は「1秒間に何キロメートル動けるか」ですが、「bit/秒」は「1秒間に何ビット運べるか」です。ここの「bit(ビット)」は、とりあえず「B(バイト)の約10分の1」データ量と思って問題ありません(正確に言うと複雑で難しくなりすぎるので説明しませんが、10分の1ではありません)。

例えば、「1Mbps」は「1秒間に1Mbit(メガビット)運べる」意味で、バイトに直すと(1Mbit = 110MB)「1秒間に0.1MB(メガバイト)運べる」、つまり「1秒間にフロッピーの中身の10分の1を運べる」という意味です。簡単に計算するには、Mbps(メガbps)表示のケタを1つ落としてやれば、1秒間にフロッピー何枚運べるか?に直せます。「運べる」というのは、インターネットから「受け取れる」とかインターネットに「送り出せる」という意味です。

 

 

(豆知識)<設定とは?>

ハードやソフトを「自分が使いやすいようにセット」するという意味合いと、もう一つ違った意味があります。それは機械やケーブルを接続した後で、「パソコン本体と周辺機器をソフト的に結ぶ」という意味や、「パソコンとインターネットとをソフト的に結ぶ」という意味です。

機器同士を結ぶということは、例えば、外国語を話す人同士を結ぶようなものなので、ケーブル接続(ハード的な結合)をするだけでなく、機器同士のコミュニケーションの取り方を調整する(ソフト的な結合)必要があるのです。

最近は便利になったので、接続設定の大部分は自動的にやってくれますが、少しだけ使用者が指示を出す必要があります。

初期設定で住んでいる国を入力するのは、インターネットから世界標準時を得て現在地の時間を表示するなどのためで、自分の名前とパスワードを入力するのは、セキュリティ的な意味合いが大きいです。

 

 

(豆知識)<電源のOFF

なぜ、ハード(本体の電源ボタン)で電源を切ってはいけないのか?….ざっくり説明します。

CPUとメインメモリは、連携してパソコンの頭脳として働きます。頭脳の記憶機能を担当するメインメモリの中には、作業中の案件がたくさん詰まっています。ところが、パソコンの電源を切ると、メインメモリの中の記憶は全て消えてしまうようになっているのです。この記憶はHDDに書き込む事で、残す事が出来ます。

このHDDへの書き込み作業は、パソコンの頭脳が暇な時に随時行われるのですが、最後までHDDに記録されずにメインメモリに残ったものは、終了時に記録しなければ無くなってしまします。

このため、Windowsを終了させる時には、Windows上からソフト的に電源を切る指示を出し、HDDへの書き込みなどを含めた終了作業を、Windowsに自動的に行わせるのです。

 

 

(豆知識)<起動について>

パソコンの起動時に起こることを少し詳しく説明すると、まず電源と直接つながっているBIOS(バイオス)というパーツが動き出して、Windowsがどこにあるかを調べ、まずWindowsの最低限必要な部分(System File)を読み込んでから、本格的にWindowsを読み込んで起動します。

ここで、フロッピーディスクがセットされていると、BIOSはおそらくSystem Fileがフロッピーディスクにあると予測してこちらを読み取りに行きます。このときは、警告音が鳴ってWindowsが立ち上がらない場合がありますので、フロッピーディスクを抜き取ってからスペースキーなどを押して下さい。

また、Windowsの起動には「セーフモード」というものがあります。初心者では難しすぎるので詳しくは説明しませんが、セーフモードで起動すると、Windowsの最小限必要な部分だけが動作して、出来る限り余分な動きを省きます。このため、Windowsの修復や調整が行いやすくなるのです。

 

 

(豆知識)<「しばらく待って・・・でなければ、〜〜〜して下さい」とは?>

Windowsシステムでは、何もしていないように見える状態でも、常にいくつものプログラムが動いています。「フリーズ」というのはたいてい、何かの操作がきっかけで、これらのプログラムが大渋滞を起こして発生します。この大渋滞は、しばらく待てば解消することがあります。しばらく待ってダメなら、もっと待てば解消するかもしれません。ただし、待ち時間は不明で、永久に解消されないかもしれません。「しばらく待って・・・」意味はこういう事なのです。おそらく待っても2〜3分が限界でしょう。それぞれのパソコンの状態で異なりますので、待ち時間は適当な勘に従って良いと思います。

 

 

(豆知識)<プログラムの追加と削除>

通常、パッケージソフトなどを購入しても、インストール作業を行わなければ使えません。ソフトをダウンロードしただけでは、これもインストールした事にはなっていません。また、目的のソフトをごみ箱に入れただけでは削除したことにはなりません。ソフトを除去するには、「アンインストール作業」が必要です。インストール方法については、各ソフトの説明に従って下さい。アンインストール方法も各ソフトで違うのですが、もっとも一般的なアンインストール方法をここで説明します。

[スタート]−[コントロールパネル]−[プログラムの追加と削除]から[プログラムの変更と削除]ボタンを押して、目的のソフトを探して「削除」します。ただし、「MSN Explorer」や「Outlook Express」「Windows Messenger」などは、[プログラムの追加と削除]から[Windowsコンポーネントの追加と削除]ボタンを押して削除します。ここで表示されるリストの中の、チェックボックスのチェックをはずせば削除されます。特に「Windows Messenger」は必要ない限り削除した方が良いかもしれません。

 

 

(豆知識)<ルータって?>

LANの差し込み口がたくさんある装置で、複数のLAN回線をつないでデータの宛先を交通整理します。

外部回線(プロバイダから各家庭まで)と、内部LAN回線との間の接続装置(CTUなど)にも、「ルータ」機能が付いていることが多いです。ブロードバンド接続をしている家庭には、大抵このようなルータが付いています。

「社内LAN」などでは、(1)外部回線との接続部分、(2)各部署との連結部分に置いて、たくさん枝分かれする根元の装置としても使います。これでつないだパソコン同士では、ファイルのコピーが簡単に出来ます。また、プリンタをつなぐこともできます。

 

CTU

 

ルータ機能

 

IP 電話

PC @

PC A

プリンタ

屋内