業務の内容により、報酬が異なります。 |
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■不動産の鑑定評価は、不動産の種類や数量などに応じて、適切な評価方法・必要となる時間や手間が異なります。一般に、難しい案件・評価額が高くなると見込まれる案件ほど報酬は高くなります。 ■また、裁判や調停用・もしもの時の証拠用、これから交渉する為の参考、親しい間での売買の参考など、お客様が何の目的で依頼されるかによって、「通常の鑑定評価」、「やや簡易な鑑定評価」、「意見書や査定書」など、一般に要求される成果品の程度が異なってきます。 そして、それに応じて報酬も変わってきます。 ■したがって、まずは電話やメール・書類にて依頼内容を確認させていただき、どの様な成果品が良いのかを検討し、お客様と協議のうえ、それに応じた見積書をお渡ししますので、「これで依頼して良い」と回答をいただいてから業務を行う形となります。 もちろん、最初から「通常の鑑定評価」がご希望であれば、通常の鑑定評価の際の見積書をお渡しいたします。 ■報酬は、業務完成時に、評価書等の成果品とともに請求書をお渡しいたしますので、請求書記載の銀行口座へお振り込みをお願いいたします。請求書をお渡ししてから、1ヶ月以内にお振り込みいただくとありがたいです。振込手数料については、申し訳ありませんが、ご負担お願いいたします。現金でお支払いいただく場合は、前もってご連絡いただければ、領収書を準備いたします。 |
※以下の金額は消費税込の金額です。また、下記の他に、農地林地、宅地見込地、マンションの価格、建物の家賃・・など種類があり、料金体系が異なります。 |
見込み評価額→ 種類↓ | 1000万円未満 | 1000万~5000万円 | 5000万円~1億円 |
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宅地または建物の価格 | 約20万円 | 約20万~約35万円 | 約35万円~約45万円 |
建物及びその敷地の価格 | 約30万円 | 約30万~約50万円 | 約50万円~約65万円 |
更地としての見込み評価額→ 種類↓ | 1000万円未満 | 1000万~5000万円 | 5000万円~1億円 |
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借地権または底地の価格 | 約20万円 | 約30万~約45万円 | 約50万円~約60万円 |
地代 | 約30万円 | 約35万~約60万円 | 約60万円~約70万円 |
不動産鑑定士は、定期的な業務が幾つかあり、意外と締め切りに追われる職業です。 非常に忙しい時がありますが、逆に忙しくない時もあります。 |
出来るだけ多くの鑑定評価を行いたいところですが、かといって、不動産という高い金額の物の価値を求めるため、1つ1つに手を抜くことは出来ず、何回も見直し・再検討を行うことから、どうしても時間がかかってしまいます。 |
当社では、忙しくない時は是非お仕事を頂きたいため、上記の目安の額から、さらに下記の「業務状況」に応じた割引を行っています。最大で4割引となります(ただし、裁判や調停のための評価については、経験上アフターサービスが多くなってしまうため、あまり大きな割引は出来ません)。 |
赤く色が染まっているところが、現在の業務状況です。ご参考にしてください。 |
大変忙しく、申し訳ありませんが、お引き受けできない場合があります。 |
やや忙しいため、案件によっては通常よりもお時間をいただく可能性があります。 |
他の業務はありますが、忙しくはなく、余力がある状況です。 |
だいぶ余力がある状況ですので、是非ご依頼ください。 |
全く忙しくありませんので、通常よりも少し早く仕上がると思います。 |
なお、以前に別件でご依頼いただいているお客様や、いつもご紹介いただいている場合、また、複数物件で報酬総額が多額となってしまう場合などは、出来るだけ割引いたします。 |
※ 以前に当ページをご覧いただいた時がある場合、その時の「業務状況」がPC等に保存され、正しい現在の業務状況が表示されていない場合もあります。閲覧の履歴を削除すると、現在の正しい業務状況が表示されると思われますが、割引の適用の程度を確実に確認したいお客様は、メールや電話でお気軽にお問い合わせください。 |
「やや簡易な鑑定評価」は、「鑑定評価基準に則らない価格等調査」という位置づけで、不動産の価格を求めるものとなります。 |
どういうことかと言いますと、「鑑定評価基準に則った価格等調査」=「通常の鑑定評価」であり、そうでない場合に該当するということになります。 |
成果品の題名は「不動産鑑定評価書」とはならず、「不動産価格調査書」となり、また、本文中には「鑑定評価を行った場合には結果が異なる可能性がある」という文章が入るルールになっています。 |
内容としては、確かに不動産鑑定士(私)が価格を求めますが、成果品には、鑑定評価書で記載しなければならない内容の一部が記載されていなかったり、鑑定評価では適用しなければならない手法を適用していなかったりします。 |
したがって、「早急に比較的低料金で、内部資料として、およその価格を知りたい」場合や、「価値や重要度が低く、相手方が鑑定評価書までを求めていない」場合に活用されます。 |
1件あたり | 11万円 |
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ただし、土地や建物の面積が大きい場合や、借地権や底地など、多角的に調査しなければ価格を求められない場合は、「やや簡易な鑑定評価」は、お断りさせていただくことがあります。 また、件数が多く、結果として報酬が大きくなってしまう場合は、その場合に応じて割引はさせていただきます。 |
「意見書や査定書」は、「鑑定評価基準に則らない」ですが、「価格等調査」に該当しないもので、「不動産を特定しない」場合や、「特定の不動産でも、価格や賃料を表示しない」場合の成果品となります。 |
これについては、 えっ?どういうこと?何をしてくれるの?・・・となると思います。 |
このケースは、例えば、地域の標準的な土地の単価がどのくらいであるとか(1㎡あたり、だいたい○○円くらいの地域)、以前評価をした不動産について、今どのくらいの上昇または下落しているかを表す時点修正率を求める・・などがあります。 |
公的な評価の場合は、時点修正率を求めることで活用されることが多いのですが、 一般のお客様での活用方法としては、土地の売買で、上記の「不動産価格調査書」よりも、もっとだいたいの価格で構わない場合や、土地が多すぎて、正直場所も把握していない土地もある場合に、場所の特定・その地域の価格水準を知りたい、といったケースが考えられます。 |
1件あたり | 2.2万円~4.4万円 |
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こちらの場合は、扱いが少し複雑だと思われますので、電話やメールでご相談ください。 また、件数が多く、結果として報酬が大きくなってしまう場合は、その場合に応じて割引はさせていただきます。 |