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インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

目次

オールオン4とは?~4本のインプラントで全ての歯を支える革新的治療法

歯を失うことは、見た目だけでなく食事や会話など日常生活に大きな影響を及ぼします。特に多くの歯を失った場合、従来は総入れ歯が一般的な選択肢でしたが、「入れ歯が合わない」「痛みがある」といった悩みを抱える方も少なくありません。

そんな悩みを解決する革新的な治療法が「オールオン4」です。

オールオン4とは、顎の骨に埋入した最小4本のインプラントで、前歯から奥歯まですべての歯が一体化された人工歯を支える治療法です。その名前の通り、「4本のインプラントの上に(All on)全ての歯を支える」という意味が込められています。

従来のインプラント治療では、失った歯の本数分のインプラントが必要でしたが、オールオン4は最小4本のインプラントで片顎の歯全体(通常12本程度の人工歯)を支えることができるのです。

インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

これは、インプラントを特殊な角度で埋入することで実現しています。前方の2本は垂直に、後方の2本は最大45度傾斜させて埋入することで、少ない本数でも強固な支持力を得られるよう設計されているのです。

オールオン4の大きな特徴~従来のインプラントとの違い

オールオン4は従来のインプラント治療とは異なる特徴を持っています。その違いを理解することで、自分に合った治療法を選ぶ参考になるでしょう。

まず、オールオン4の上部構造(人工歯の部分)には、一般的なインプラントと異なり、人工歯だけでなく歯茎もついています。見た目は「総入れ歯」に近い形になりますが、顎の骨にしっかりと固定されるため、総入れ歯のような不安定さはありません。

上部構造に歯茎がついている理由は、適用される症例が無歯顎(歯が1本もない状態)だからです。歯茎の部分ですべての人工歯を連結させることで、審美性や機能性を高めています。

インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

また、オールオン4の上部構造は、顎の骨に埋入されているインプラント体とスクリュー(ネジ)で固定されます。このネジ固定方式により、メンテナンスの際に歯科医師が取り外すことができるため、長期的なケアがしやすいという利点があります。

総入れ歯との最大の違いは何でしょうか?

それは、顎の骨にしっかりと埋まった人工歯根があるという点です。私たちが普段、何気なく物を噛み、言葉を発することができているのは、しっかりとした歯根を持った歯があるからです。総入れ歯にはそれがないため、食事の際にはものを噛みにくく、言葉もうまく発音できないことがあります。

オールオン4の7つのメリット~患者さんの負担を軽減する治療法

オールオン4には、従来のインプラント治療や総入れ歯と比較して、多くのメリットがあります。ここでは特に重要な7つのメリットを詳しく解説します。

1. 身体への負担が少ない

オールオン4は、最小4本のインプラントで複数本の義歯を支える治療です。多くの歯を失ったケースでも、外科手術による身体への負担を抑えられます。

顎の骨が強い部分を選んでインプラントを埋入できるため、骨の移植が伴うことも少なく、身体的な負担を大幅に軽減できるのです。

2. 治療期間が短い

従来のインプラント治療では、インプラント体が骨と結合するまで3~6ヶ月程度の待機期間が必要でした。その間は仮歯を使用するか、歯がない状態で過ごさなければなりません。

一方、オールオン4では手術当日に仮歯を装着でき、場合によっては最短3日で最終的な歯をセットすることも可能です。治療期間が短く、歯がない状態がほとんどないのは大きなメリットといえるでしょう。

3. 費用が抑えられる

インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

すべての歯を失った方が従来のインプラントで治療する場合、10本程度のインプラント埋入が必要で、さらに骨の移植が伴うこともあります。

対してオールオン4は、インプラントの埋入本数が少なく、骨造成も不要なケースが多いため、費用を大幅に抑えられます。歯がボロボロになった状態を改善するために様々な治療法を組み合わせる「総合治療」と比べても、オールオン4は「オールインワンの治療パッケージ」として費用対効果に優れています。

4. 顎の骨が弱い方でも治療できる可能性が高い

従来のインプラントでは、顎の骨が薄かったり少なかったりすると、骨を増やす「骨造成」という手術が必要でした。場合によっては、そもそも手術ができないケースもありました。

オールオン4では、骨量が多い部分を選んでインプラントを埋入できるため、骨造成なしでインプラント治療が可能になるケースが多いのです。長期間総入れ歯を使用してきた高齢の方でも、治療を受けられる可能性が高まります。

5. 咀嚼機能が向上する

オールオン4は、咀嚼機能を自分の歯に近いレベルまで回復できます。総入れ歯の咀嚼機能は自分の歯の10%程度と言われていますが、オールオン4では何でも噛めるようになり、食事の楽しみを取り戻せます。

固定されているので食事中に動くこともなく、安心して食事を楽しめるようになるのです。

6. 審美性に優れている

オールオン4の上部構造には歯茎の部分があるため、歯だけでなく歯茎の見た目も改善できます。複数の歯を失って歯茎が痩せているケースでも、自然な見た目を取り戻すことが可能です。

若々しい印象を取り戻せるのも、オールオン4の大きな魅力です。

7. 骨の吸収が起こりにくい

インプラントのオールオン4~特徴とメリットを徹底解説

総入れ歯を長く使っていると、顎の骨が徐々に痩せていく「骨吸収」が進行します。これにより、入れ歯が合わなくなるだけでなく、顔のシワやたるみの原因にもなります。

オールオン4では、インプラントが顎の骨に刺激を与え続けるため、骨吸収を抑制できます。これは見た目の若々しさを保つだけでなく、長期的な口腔健康維持にも貢献するのです。

オールオン4のデメリット~治療を検討する前に知っておくべきこと

メリットが多いオールオン4ですが、いくつかのデメリットも存在します。治療を検討する前に、これらのデメリットもしっかりと理解しておきましょう。

1. 保険適用外の治療である

オールオン4は自由診療(保険適用外)の治療です。総入れ歯のように保険が適用されないため、費用は高額になります。従来のインプラント治療よりは費用を抑えられますが、それでも片顎あたり200万円前後の費用がかかるケースが一般的です。

治療を検討する際は、事前に詳しい費用について歯科医院に確認しておくことをおすすめします。

2. 抜歯が必要になることがある

オールオン4は基本的に無歯顎(歯が1本もない状態)の方を対象とした治療法です。残っている歯がある場合、それらを抜歯する必要があります。

健康な歯まで抜かなければならないケースもあるため、残せる歯がある場合は、他の治療法も含めて慎重に検討する必要があるでしょう。

3. 身体の状態によっては治療を受けられないことがある

オールオン4は外科手術を伴うため、全身疾患や服用中の薬によっては治療を受けられない場合があります。特に、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート製剤)を服用している方は、治療可能かどうか慎重な判断が必要です。

治療を希望する場合は、まず詳しい診査・診断を受け、ご自身の状態に適した治療法かどうか確認することが重要です。

4. 治療できる歯科医院が限られる

オールオン4は高度な技術と経験を要する治療法です。そのため、対応できる歯科医院が限られています。治療を受ける際は、オールオン4の実績が豊富な歯科医師を選ぶことが成功の鍵となります。

どうすれば良い歯科医院を見つけられるでしょうか?

実績や症例数、術後のサポート体制などをチェックし、複数の医院を比較検討することをおすすめします。また、カウンセリングでの説明の丁寧さや、質問への回答の仕方なども重要な判断材料になるでしょう。

オールオン4の治療の流れ~1日で噛める歯を取り戻す

オールオン4の治療は、従来のインプラント治療と比べて短期間で完了します。一般的な治療の流れを見ていきましょう。

1. 初診・カウンセリング

まずは詳しい診査と検査を行い、オールオン4が適しているかどうかを判断します。レントゲンやCT撮影で顎の骨の状態を確認し、治療計画を立てます。

この段階で、治療内容や費用、リスクなどについて詳しい説明を受け、疑問点や不安な点は遠慮なく質問しましょう。

2. 手術当日

手術当日は、まず残っている歯の抜歯を行い、その後インプラントの埋入手術を行います。手術は局所麻酔で行われることが一般的ですが、希望によっては静脈内鎮静法(半覚醒状態で手術を受ける方法)を選ぶこともできます。

手術後、その日のうちに仮歯を装着します。これにより、手術当日から噛んだり話したりすることができるようになります。

3. 治癒期間と最終補綴物の装着

インプラントと骨が結合するまで、通常3~6ヶ月の治癒期間を設けます。この間は仮歯で過ごしますが、硬いものや粘着性の強いものは避けるなど、食事に若干の制限があります。

治癒期間を経て、インプラントと骨がしっかりと結合したことを確認した後、最終的な補綴物(上部構造)を装着します。最終補綴物は仮歯よりも耐久性に優れ、見た目も自然で美しい仕上がりになります。

なお、当院では一定の条件下で、最短3日で最終的な歯をセットすることも可能です。お急ぎの方や遠方からいらっしゃる方にも対応できる体制を整えています。

オールオン4の寿命と長持ちさせるためのポイント

オールオン4の寿命は、適切なケアとメンテナンスを行うことで長期間維持できます。インプラント自体は、適切に管理すれば10年以上、場合によっては生涯使用できる可能性もあります。

しかし、上部構造(人工歯の部分)は摩耗や破損により、5~10年程度で交換が必要になることがあります。

オールオン4を長持ちさせるためには、以下のポイントが重要です:

  • 定期的なメンテナンス(3~4ヶ月に1回程度)
  • 適切な毎日のセルフケア(専用ブラシの使用など)
  • 硬すぎるものを噛まない
  • 喫煙を控える(喫煙はインプラントの寿命を縮める要因になります)
  • 歯ぎしりがある場合はマウスピースの使用を検討する

特に定期的なメンテナンスは非常に重要です。プロによるクリーニングと状態チェックを受けることで、問題を早期に発見し、対処することができます。

まとめ~オールオン4で健康な口元と自信を取り戻す

オールオン4は、最小4本のインプラントで片顎全体の歯を支える革新的な治療法です。従来のインプラント治療と比べて身体的負担が少なく、治療期間も短く、費用も抑えられるというメリットがあります。

また、総入れ歯と比べて咀嚼機能や審美性に優れ、骨吸収も抑制できるため、長期的な口腔健康の維持にも貢献します。

一方で、保険適用外の治療であること、抜歯が必要になる場合があること、身体の状態によっては治療を受けられないことがあるというデメリットも存在します。

オールオン4を検討する際は、メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、経験豊富な歯科医師に相談することが大切です。

当院では、患者様一人ひとりのお口の状態やライフスタイルに合わせた最適な治療をご提案しています。インプラント治療に関するご質問やご相談は、お気軽に大原駅前歯科までお問い合わせください。

あなたの健康な口元と自信を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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