大平温泉 滝見屋
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道のり
滝見屋は歩いてたどり着く温泉隠れ里です。
山の頂上からトレッキングをすること15~20分。
最上川源流に一気に坂を下ったすり鉢状のところに滝見屋はあります。
帰りは心臓破りの坂となっております。 -
吊り橋
吊り橋を渡ると滝見屋があり、ホットします。
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建物
滝見屋は現在この滝を正面に眺める位置に建ち、丈余の石提を築いたひなびた趣の建物となっております。
温泉は古くから胃腸によく効くことで有名であり、湧出量毎分780リットルの湯量を誇る野趣豊かな大露天風呂はまさに東北一の秘境といわれています。
昭和57年には宮中歌会入選歌碑が建立され、お客様のいこいの場となっています。 -
建物2
享和元年(1801)年になり先祖がこの地に浴舎をたて、本格的に滝見屋を開業したと伝えられています。
明和8年(1771)6月27日、藩主・上杉治憲(上杉鷹山)は江戸から招いた師、細井平洲を誘って大平滝に清遊した。まだ浴舎が無かったため、入浴の記録もなく、日帰りの行楽でありましたが、平洲は「遊大平潭記」という長文の紀行文を書いており、数十丈の滝の雄大さや、従者が滝つぼで泳いだり、網でマスを採ったりした様子がいきいきと描写されています。治憲も「季夏興平洲先生遊大平潭」と題する七言絶句を残しています。 -
男性用 露天風呂
温泉に手足を入れた瞬間の、お湯の柔らかさを実感して下さい。
色も匂いも決して派手ではないけれど、じわっと体に浸透していく大平のお湯です。
入った後は化粧水要らず。
その上、昔から胃腸病の名湯として有名です。 -
自然丸ごと風呂(貸切家族風呂)
宿泊のお客様だけに用意された貸切露天風呂です。
対岸の岩肌には、龍が見えるとか!? -
打たせ湯
豊富な源泉を独占している滝見屋だから実現したお風呂。
気分はすっかり仙人気分。
当日は、お湯が出ていませんでした(+_+) -
女性用 露天風呂
女性だって大自然の露天風呂を楽しみたい方にお勧めのようです。
優しく強い最上川の川音を感じることができます。 -
内湯
窓からは最上川源流の滝「火焔(かえん)の滝」を臨めます。
何もないという贅沢。絶え間のない水の流れを見ながら、ぼうっとお湯につかれば、文字どおり裸の自分と向き合え、自然と元気になる場所となりそうです。 -
温泉の由来
今を去る1,100余年の昔、清和天皇の御宇貞観二年。
行者修行のため山深く入り、滝の下の岩穴で一夜を明かしたところ、夢枕に日頃信仰している不動尊のお告げにより、ふきんに温泉のあるのを探し当てたのが発見の由来と伝えられており、その滝が現在の火焔(かえん/ひのほえ)の滝であり、一名不動滝ともいわれ、山形県の母なる川最上川の源流、出発点となっています。