2.プロ意識

 
2.作業態度

次に作業態度について。
作業態度も採点の基準に入ります。
作業をするのに、建築現場に行くのに、おしゃれな洋服を着て出る職人は居ないでしょう。
それぞれ仕事に応じた作業服を身に着けて行くと思いますが、問題は服装だけではありません。
作業をしている態度、姿勢にも気を配らなければなりません。

作業をしていて、もし、今の態度をお客様が見てどう思われるか?
そこまで、プロなら気を遣うと思います。
また、作業態度で、仕事の能率も変わってきます。

テキパキと動き、常に先の事を考えながら動いている人。
ダラダラと、一つの作業をして、終わってから次を考える人。
随分作業効率も違ってきます。
普段の仕事ぶりが、明らかに試験に出てきます。

仕事はいい加減な気持ちでやっていると怪我もします。
怪我をするという事はプロとしては失格です。
安全管理が出来ていない、と言うことに成ります。
それには、仕事に対する姿勢を正し、段取り良く作業をこなして行く手順をしっかり頭に入れて置かなければ捗りませんね。

テキパキと段取り良く動いている人は周りから見ていても気持ちよく感じられます。
それが未来のお客様を捕まえる手段の一つにも成っていきます。
ダラダラとしていると、お客様も逃げてしまいます。

試験本番では、みんな緊張はすると思います。
だからこそ、普段から段取り良く、先々を考えながら作業の効率を上げ、
機敏な態度で作業をする様に心がけていて欲しいです。

そういう姿が試験でも出てきます。
普段から段取り良く仕事をしている人は、試験課題も要領良く進めていく事が出来るのではないでしょうか。