上級講習 八海山スクール 平成21年1月30日(金)〜2月1日(日) 参加 : 6名 |
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宮田と小林がスキーの準指の受検のため、いろいろなところでスキーを習いに行っていて、トップアンドテールとトップコントロールの根本的な違いや、内足主導、両足主導、外足主導のあり方がどうも良く判らない。 判らないと言うより習うところによって技術の教え方のポイントに微妙な差がある。内足を働かせるという事は具体的にどの様な事を言っているのか判らなくなって、二人で酒を飲んで話していて、それならスキー教程の編集委員長である平川仁彦先生に直接、習った方がずばり正しいことが判るのではないかと言う結論になった。 それで怖いもの知らずで早速、9月中に八海山スクールに電話して、平川仁彦先生のグループレッスン予約をお願いした。 平川先生からSAJの用事がなければと言う条件での平川仁彦先生の予約を取付けた。あとで都連の先生などからよく平川先生の予約が取れたね、なにか特別な関係でもあるのとたびたび聞かれたのには面食らった。 1月30日の夜、前泊とし31日朝から平川先生の待望のレッスンが始まった。平川先生のレッスンは主に内足主導のメソッドについて、かなり詳しく話を聞かせて頂いた。実際に滑って教えることよりも技術論をお聞きするということで、レベルの高いお話しの連続であった。 実技では先生は皆さんが滑るのをみて変な滑りをする方にも「はい良いですよ。」励ましの言葉ばかりなどで、私がつい「先生の言っていることと違う滑りですよ。」と陰で口を出したのを聞いて、にやりとして、「具体的な細かいことはクラブ内で、チェックしあって下さい。私も大嘘をつきますから。」とにやにやされていた。 平川先生は凄く気むずかしい方と想像していたけれど、逆にかなりユーモアを言われる方と思った。 31日の昼は、先生に無理にお願いして宿の「高畔」でやっているそば料理を一緒にお付合い頂いて、そばを食べながらいろいろ皆さんの質問に親しく答え教えて頂いた。 そして小林さんのスキー教程副読本に平川先生の見事なサインまで書いて下さった。 昼食(右側中央が平川先生) 私はそれを小さくコピーして胸の定期入れにいれて、準指受検中、お守りとして持っていたのが合格にかなり御利益があった感じがする。 翌日は平川仁彦先生のレッスンは大岩スポーツの20名以上の団体レッスンに譲って、御子息の平川靖英先生のレッスンを受けた。こちらは実技主導のレッスンで前日、平川仁彦先生の言っていた内足を働かせると言うことの具体的な運動が良く判った。 ここで習った内足の生かし方、たとえば小回りでも外足を捻るのでなく内足を外旋すると自然に外足がついて廻ってくれる、外足は荷重を支えるだけに使える。その結果、どんな急傾斜でもほとんどずり落ちることなく綺麗な円弧が描けるという事が良く判ったのが私の成果である。 (記 宮田) 平川仁彦先生のサイン |
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