世の人々のさまざまな生き方を応援する、それが「おくり寺」の基本理念です。 その基本理念に沿っておくり寺は従来には見られなかったお墓や葬儀の形態を提案しています。ご関心のある方々から頂くいろいろなご意見を拝聴し、それらを反映してより具体的な形態として実現しようとしているのがおくり寺の特徴でもあります。 次のような合祀墓や新しい葬儀形態に対するご意見、今までない新しいご提案を是非ご連絡ください。
知的障害者がおくり寺を保険金受取人とする生命保険に加入し、万一の場合に支払われる保険金を納骨費用などに充てる方式です。 知的障害者が死亡した場合通常は故人の親族のお墓にご親族の了解のもとに納骨することになりますが、故人が親しかった方々がお墓参りしたくてもご親族から歓迎されない場合が多々あると思われます。理由としては故人の障害は家系(遺伝子)がその要因であろうと見られて他人から故人の親族と判明されることを避けるためになるべく故人との関係を隠したいと言う面があるためと思われます。 ご両親が順当に先立たれた時に残された知的障害者の将来に対して納得しご安心頂ける方式と考えられます。 ◎「ペットと共生納骨」(仮題) 後継者のいないご夫婦、また単身の方々にとってペットの存在はご自身の生活と一体化していることでしょう。そのペットが死亡した場合、ペットとの共生納骨を希望し同意される方々だけの合祀墓です。 ◎「虹の合祀墓」(仮題) LGBTとして晩年を迎えられた方々のための4種類に区切られた合祀墓です。 ◎「移動式典車」(仮題) 関東圏内では今後30年間程は火葬場が不足する見通しで、火葬までの待ち時間が数日〜1週間が通常となる状況が予測されます。現状の高齢化人口と団塊世代人口のピークを迎える時期にも拘わらず火葬場の新設・増設計画には消極的な状況です。 それに対応する形態として、簡易祭壇を備えた特殊車両(キャンピングカーなどの大型車両)にご遺体、親族4〜5人程および僧侶が同乗し、車中でお供養をしながらおくり寺近辺の火葬場に直行、収骨後はおくり寺にて初七日供養をして合祀墓に納骨する方式です。 ご縁者の危篤状態からご逝去までを見届け、その後は直ちに元の生活に戻らなければならない方々、例えば海外勤務で一時帰国したとか、お身内の介護で手が離せないとかなどさまざまなご事情のある方々、には大変にふさわしい方式です。 |
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