房総 津辺野山
2015年12月27日

館山自動車道を鋸南富山ICで降り、"HWオアシス富楽里"に車を停める。身支度を整えて、9:20県道を東に向けて歩き出す。

富山水仙遊歩道の入口を見過ごしてしまったので1.2Km先の車道に入り、上を通る林道へと登り始める。

合流した林道を右に折れていくと左にコンクリートの吹付斜面がでてくる。その少し手前の左斜面を登ると小尾根に踏み跡がある。かすかな踏み跡はほとんど段になっていないので意外に歩きにくい。

急な踏み跡を辿って登って行くと広い尾根に出る。落ち葉に覆われた踏み跡は薄いのだがテープが結構多く有るので、それを探しながら登って行く。それでもコンパスでの方角チェックは欠かせない。

要所要所には新しめの表示板もある。

10:35、津辺野山山頂。三角点の前で記念写真。

オコジョも撮ってもらう。頂上は完全に林に囲まれ眺望は全くないので、ザックも下ろさずに西峰に向けて歩き出す。この山はヤマレコにも記録が無いほど地味な山なので、当然他の登山者には会わないだろうと思っていたのだが・・

ここからの降りで20名近くの団体さんに遭遇。とても驚いてしまった。
下り着いた西峰との鞍部。やはり眺望は無い。

少し登ると津辺野山西峰(秋葉山)。
11:00通過。

少し行った所にある小屋と車の残骸。

その少し先で、東京湾側に少し開けた処が有るので、やっと撮れた風景。三浦半島が良く見えている。

さらに少し下ると「西側の絶景地」の看板。笹を分けて進んでいく。

11:05に着いた「絶景地」。古い土砂採取場の真上に開けた場所。ここでコーヒーと市原SAのベーカリーで買ってきたパンで軽い昼食。青空の下での気持ちの良い時間を楽しむ。

1時間ほどゆっくりとした後最後の下りにかかる。県道に降り着く直前で左に分岐した道を行くと秋葉神社。お参りに寄ってみた。

道を戻って来れば、県道の登山口はすぐ目の前。この地味なルートには似つかわしくないほど立派な案内標識が立っていた。12:36着。

県道をしばらく歩くと左手に津辺野山が見え始める。左の緩いピークの左側がさっきまで居た絶景地。

館山自動車道のガードくぐって左折し車に向かう。歩いて抜けるには少し長いトンネルが現れるが、右側がフェンスの付いた歩道になっているので安心して歩ける。

トンネルを抜ければ車を停めたハイウェイオアシスはすぐ。駐車のお礼もかねてお土産を買ってから、昼食をとる予定の竹岡先のニコニコドライブインに向けて海沿いの国道を走ったのでした。