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Yさんがイソマグロは当日なら刺身でも美味しく食べれると言うのでいそいでホテルに持ち帰り厨房で刺身にしてもらった。

幅が1メーター近くあるステンレスの皿に大量に盛り付けても1本の魚の4分の1も使ってないとのことなのであとはホテルで処分してもらう。

10人のダイビングツアーの連中と食べるもとても食べきれない。

味は不味くはないが美味いと言うほどでもなかった。

 

翌日はホテル下のほぼプライベートビーチ化した砂浜でのダイビングで1日を過ごす。

本来は獲ってはいけないのだが、巨大なシッタカらしき貝があったので拾ってホテルのスタッフに見せたら食べるのなら夕食で刺身にしてくれると言うのでお願いする。

中型のサザエ位の体積はあった。

薄くスライスしてあったので結構な枚数になっていて歯ごたえも良く美味しかった。

 

最終日は夜の飛行機なので朝から島内観光だ。

毎回最終日の昼食は地鶏の鶏飯(けいはん)店「ひさ倉」

で食べるのが楽しみになっている。

始めて入った時は鶏の肝を生で出されたて驚いたものだが、食べてビックリ、本当に美味い。

普通、鶏にはサルモネア菌もあるし怖いので生は無理なのだが特別な地鶏なんだと思う。

鶏飯もダシが効いてて旨い。

 

夕方、奄美空港から羽田へと飛び3泊4日のツアーは無事終了した。

 

帰ってきた翌日くらいから何となくお腹の調子がおかしくなった。

翌々日には完全な下痢症状。別に腹が痛いわけでもなく下るだけだ。

病院に行こうと思ってもトイレから3メーターぐらいは大丈夫だが5メーター離れるのは怖い状態なので無理。

仕事は電話ですまし3日間自宅にこもった。

 

何とかトイレ離れできそうなので掛かりつけの内科に行くと、お尻からガラス棒の様なものを入れられ(癖になりそう)検査された。

体重は72キロから3日で8キロ減の64キロになっていた。

2日後、自宅に病院から電話があった。

馴染みの看護婦がやけに嬉しそうな声で

「食中毒菌が出ました、来てください。」との連絡。

すぐに病院に行く。

ドクターに原因は、鶏かイソマグロでしょうと聞いたら違うと言う。

食中毒菌は「カンピロバクター」。 犯人は貝。

シッタカでした。

 

原因はわかったがもう普通の生活に戻っているし、医療をしてもらってもいないので病院に行かなくても良かったような気がする。

それにしても3日で8キロ減はわれながら凄いと思う。

でも体重は5日で元に戻った。

追伸

それから7年で更に8キロ増えた。



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