以前ビデオテープに録画しておいたモノを再生しながら整理していたら巻き戻し再生の時にテープがVHSデッキの中で巻き込んで電源がOFFになった。
めんどくさい状況になってしまったが、やってしまった事は仕方が無い。
自分はビデオ関連の仕事をしていたので、デッキをばらしてテープを取り出したりはお手の物なのだが、古いデッキなら、カバーを外して簡単に出せたのだが最近のデッキはヘッド部分までたどり着くまでに結構、時間を食う。
一度、ビデオのコンセントを抜いて再度、電源を入れ直し、テープ取り出しボタンを押してみたらテープが出てきた。
ラッキー。
テープ本体は取り出したがテープがデッキの中に引っかかって繋がっていた。
中を覗いたら、ローラーとテープ引き出しアームに引っかかっているだけだったので、テープの取り出し口から耳掻きで引っかかっているところを外して一件落着。
ただ絡まっていたところやテープカバーで挟まれたところがクシャクシャになってしまった。
長さにして80センチくらいで、テープの始まりなので修理する事にした。
10年以上前に購入した
修理キットなのだがインターネットで検索してみたら、まだ同じ物が売っていた。
テープのカットと繋ぎだけなら補修用のシールだけあれば可能なのだが専用工具があれば誰にでも簡単に出来る。
まずテープカバーの横のボタンを押してカバーを開いてセロテープで閉まらないように止める。
カセットの裏のストッパーにボールペンを刺してフリーにしダメになったテープの部分を引っ張り出す。
引っ張り出したらカセットを修理キットに乗せて捨てる部分をカットする。
レバーを引けばカッターでテープが切断される。
もう一度後ろの部分をカット。
これでダメージを受けた部分の切り離し完了。
後は専用の補修用テープで繋ぐ。
カッターの先に補修用テープを付けて慎重に貼り付ける。
(これが以外と難しい)
テープをひっくり返して同じ様に裏面にも補修用テープを張って
ビデオテープを巻き込めば完了。
簡単でしょ。