集会アピール
8月24日に原子力空母ニミッツが随伴艦とともに米海軍横須賀基地へ強行入港することが明らかになりました。原子力空母ニミッツの入港は、原子力空母ジョージ・ワシントンの母港のみならず、他の原子力空母の補給基地として日常的に使用される第一歩となります。
私たちは、基地の機能強化と放射能事故の危険性増大につながる入港に反対し、断固として撤回を求めます。
本年9月25日、安全性に対する不安を拭い去れないまま、原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀母港化1周年をむかえます。日・米両政府は、9月!日のジョージ・ワシントン再入港にあわせ、さらにもう1艦の原子力空母の入港を強行しようとしているのです。この暴挙に強い憤りを禁じ得ません。このような事態を繰り返すことになれば、私たちが懸念している空母の2艦配備体制につながることは必定であり、充分な警戒が必要です。
私たちは在日米軍再編やMD(ミサイル防衛)推進による基地の強化に反対し、その中で重要な役割をもつ「核空母の母港」としての横須賀基地を再認識しなければなりません。そして市民・県民の不安をよそに原子力空母の入港を繰り返すなど、軍事的な動きを優先する状況を変えていかねばなりません。
来る衆議院選挙においても、憲法改悪や日・米軍事一体化に反対し、私たち国民大衆の怒りを全国の仲間とともに示さなければなりません。
横須賀市民、県民のみなさん、共にたたかいましょう。
2009年8月22日
8・22原子力空母ニミッツ横須賀入港抗議、ジョージ・ワシントンシント再入港反対、原子力空母2艦体制阻止緊急神奈川集会