戦闘指揮訓練センターの強行着工糾弾!50人で抗議行動を展開!
4月2日(木)、キャンプ座間に07年12月に地元の反対の声を押し切って移駐した米陸軍第一軍団前方司令部の関連施設、戦闘指揮訓練センターの着工式が相模綜合補給廠内で強行されました。米軍再編・基地機能強化に反対する神奈川平和運動センター、基地撤去をめざす県央共闘会議、キャンプ座間への米陸軍第1軍団移駐を歓迎しない会とバスストップから基地ストップの会など約50人が、寒風吹きすさぶ中、8時半から約1時間、西口ゲート前で着工式抗議行動を展開しました。終了前に4団体の代表が基地警備当局に抗議文を手渡しました。1時間の行動の間も、大型トラックが西口ゲートを頻繁に出入りし、市街地のど真ん中に位置する米陸軍・相模綜合補給廠の機能強化を感じさせました。
名称が示すとおり、戦闘指揮訓練センターの建設は、相模綜合補給廠が補給・備蓄基地から前線に向かう部隊の訓練基地へと変貌することを意味しています。2010年9月には完成予定の訓練センター(本棟だけで3300uの巨大な施設。総事業費約17億円)について、防衛省は「単なるシミュレーション訓練の施設」「陸自が共同使用するかは未定」としていますが、米軍はキャンプ座間に移駐する陸自中央即応集団司令部との「共同訓練に役立つ恒久施設」(在日米軍司令部広報室長)と明言しており、日米軍事一体化の象徴的施設であることは疑いありません。日米軍事再編・基地強化を許すな!