2006年10月19日、山梨日々新聞:朝刊にて

エコファーマー
取得マーク!


岡田ぶどう園では
平成17年1月1日に
認定を取得しました。
認定番号
15400020
です。


県内2005年度末、「特農」制度が後押し化学肥料や農薬を減らして
良質な土づくりに取り組む「エコファーマー」の認定を受けた山梨県内
農業従事者は、2005年度末時点で6,513人となり全国で四番目
に多く、販売農家に対する認定割合は「28・9%」と果樹農家中心に
エコファーマーが急増、全国トップとなった。
2005年度に本格スタートした県の特選農産物認証制度で、出荷団体
の構成生産農家にエコファーマー認定を義務づけたことも背景にある。
県農業技術課は「峡東、中北地域の果樹農家を中心に、まとまって申請
するケースが目立つ。今後は三割到達が目標」としている。
エコファーマーは知事が認定し、県内では「2000年度の14人」を
皮切りに、2006年度までに3,406人となった。
県が特選農産物認証制度を始めた2005年度には4,116人が認定
され一気に増えた。申請手続きは農閑期に集中するが、本年度は9月末
までに68人が新たに認定を受けた。
出荷団体が特選農産物の認証を得るには出荷規格「秀」より品質が高い
ことに加え、生産農家がエコファーマー認定を受けていることが条件。
JA支所や生産部会、共選所ごと集団(88人以上)でエコファーマー
認定を受けるケースが24団体に上っている。




エコファーマー認定者を地域・作物別にみると、
峡東地域の果樹農家が   4,893人(75・1%)で最も多く、
次いで中北地域の果樹農家 1,011人(15・5%)、
同地域の野菜農家       421人(6・5%)など。
栽培品目は野菜(23品目)、果物(9品目)が多く、コメ、麦、大豆、菊の認定例もあった。
全国では、認定者数のトップは福島県の11,590人。2位は熊本(8,363人)、
3位は岩手(7,697人)で、いずれも山梨より農家数が多い「農業県」。
販売農家に占める認定割合の2位は長崎(16・0%)、3位は熊本(15・2%)。
最少は大阪府で、認定者1人、認定割合0・01%だった。
エコファーマーは5年ごとに認定更新の手続きがあり新たな取り組みを盛り込んで計画を立て直す。
農家が高齢化する中での負担増がネックとなっており、県農業技術課は
「今後農家が取り組みやすい化学肥料、農薬の低減技術の開発と普及が課題」としている。
認定数は県の長期総合計画の目標(4,000人)はクリアしている為、
実数7,000人、認定割合3割を新たな目標としている。