1971年、フォークソングの人気グループだった「赤い鳥」が
アレンジしてレコードを発売し、人気を集めました。
いろいろな事情で最近は聴かれなくなっていましたが、
2003.4.10の朝日新聞によると、
この度ソニーミュージックからCDが復刻されたそうです。
一般的に日本の子守唄は、昔 子守奉公に出された女の子が、
赤ん坊を背にそのつらさを歌ったものが多いようです。
この曲もそういう悲哀を感じさせる曲ですね。
カプリス(Caprice)とは、イタリア語の "Capiccio" (カプリシオ)のことで、
気まぐれという意味です。
音楽用語では、「一定の形式がなく、気分の流れるままに作られた曲」
ということです。奇想曲。狂想曲。
守もいやがる 盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし
盆が来たとて なに嬉しかろ
帷子(かたびら)は無し 帯は無し
この子よう泣く 守りをばいじる
守も一日 やせるやら
早よも行きたや この在所こえて
向うに見えるは 親の家 |
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