ガボット
ゴセック 作曲
16世紀頃より主としてフランスを中心に流行した活発で優美な2拍子の舞踏曲。

アルプスの麓のGapという町の地方名から採られたという説もあります。
楡(ニレ)の林に雪が降りかかり、遠く白銀の山々が連なる地方で、
人々は腕を組み合って、高く飛び上がったり、足を交差して元気に踊って
暖まった、ともいわれ、寒さの酷しい地方です。

今もガボットは、ピレネー地方の高原や、大西洋岸のブルターニュ地方でも
踊りつがれています。

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