Last modified : 2003.05.19 |
●SONYの赤外線リモコンシステム | |
SONYが本格的にVTRに赤外線リモコンを投入したのは、SL-F11から。 | |
(別売F11専用リモコンRMT-F11・別売F7/F11/HF77用RMT-112 共に定価\6,000) | |
既にこの頃から、赤外線システムは確立しRマークによる | |
共通システムは謳われていた。 | |
そして、かのベータプロ1号機(SL-HF900)が登場。 | |
付属リモコン(RMT-121)にVTRモード1・2が搭載された。 | |
家庭用VTRにおいて2台で編集を行うと言うコンセプトはこれが最初であった。 | |
SL-HF900本体にはジョグダイヤル・シャトルリングが装備。 | |
これも家庭用VTRでは最初である。 | |
●ワイヤレスエディターWirelessEditor | |
しかし、SL-HF900のリモコンにはジョグダイヤル・シャトルリングがなかった。 | |
結局、編集ポイントを探し出すには、本体のJOG・シャトルを使用しなければならず、 | |
不便さが感じられた。 | |
そしてベータプロ2号機、SL-HF900MKUの登場と共に待望の赤外線リモコンが加わった。 | |
それが、ワイヤレスエディターだった。 | |
本体と同じJOG・シャトルを装備する事でこれらの不便さを見事に解消。 | |
本格的な編集が可能なリモコンだったと言える。 | |
ワイヤレスエディターは家庭用ベータのプロ仕様機に付属され、一部の8ミリVTRにも付属した。 | |
今から思えば、ワイヤレスエディターが付属する機種はSONYのフラッグシップだった | |
と言えるのではないだろうか。 |
ワイヤレスエディター仕様 |
型番 | RMT-142 | RMT-147 | RMT-163 | RMT-423 | RMT-232 |
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対応VTR | SL-HF900 別売品 SL-HF900MKU付属品 |
SL-HF3000 付属品 | EDV-9000 付属品 | EV-S800 付属品 EV-S900 付属品 |
SL-HF950MKII(PAL) SL-HF99ES(PAL) |
VTR種別 | Beta | Beta | EDBeta | S800 Video8 S900 Hi8 |
Beta |
VTRクオリティ | 5.6MhzHi-Band | 6.0MhzSuper Hi-Band | 9.3MhzSuper Hi-Band | S800 5.4Mhz Hi-Band S900 7.7Mhz Hi-Band |
5.6MhzHi-Band 6.0MhzSuper Hi-Band |
VTR解像度 | 270本以上 | 280本以上 | 500本以上 | S900 400本以上 | ? |
別売り | 定価 \15,800 | - | - | - | ? |
サービス購入 | 在庫無 | 在庫無 | \9,600(在庫無) | \11,700(在庫無) | ? |
VTR発売時期 | 1985年 1986年 |
1986年 | 1987年 | 1987年 1989年(Hi8) |
? |
最大外形寸法 |
105mm×40mm×160mm (幅×高さ×奥行き) |
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重量(電池含まず) |
220g |
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リモコン方式 |
赤外線パルス式 |
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電源 |
DC4.5V 単3(SUN−3型 IC呼称R6 3個使用) |
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付属品 |
ソニーニュースーパー乾電池SUN−3型(NS)3個 |
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