Last modified : 2003.10.13
調整穴を使用したカセコン調整
(SL-F7/F11/HF77/SLO-420/1500)
調整穴を使用したカセコン調整(SL-F7/F11/HF77/SLO-420/1500) |
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既にSL-F11のカセコン調整は掲載していますが、比較的簡単に出来る調整方法がありますので、ここで掲載いたします。 しかしながら、この調整方法では部品個別の癖や変形等は考慮されていませんので、あくまでも標準調整方法と見てください。 この調整方法でも駄目な時はSL-F11カセコン調整を参照してください。 しかしうまく調整できない場合は部品の不良等が考えられますので、カセコン毎交換するのが理想です。 |
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作業手順 @ カセコンのバラします。分解方法はSL-F11カセコン分解を参照してください。 |
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作業手順 A 直径1.5mmぐらいの真鍮線または、ピアノ線を用意します。長さは20cmから25cmあれば良いと思います。 私は1.4mm×30cmのピアノ線を使用しています。 |
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作業手順 B 用意したピアノ線を写真のようにカセコンの切り込みに通します。 |
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作業手順 C ハグルマE(左の黒いギア)に小さな穴があり、この穴にピアノ線を通して装着いたします。 | |
作業手順 D ハグルマB(右の白いギア)にも小さな穴があり、この穴にピアノ線を通して装着いたします。 |
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作業手順 E 次にカセコンの側版を装着いたします。これにも小さな穴があるので、ここにピアノ線を通します。 |
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作業手順 F 左右共ピアノ線に通します。 |
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作業手順 G この状態で、赤丸部の天板を仮止めしました。 |
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作業手順 H この時点では、まだピアノ線は外しません。 このまま右側のFLモータ部分と正面のカセット扉ASSY・その他の部品を組み込んで行きます。 |
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作業手順 I 最後にピアノ線を左側に引き抜き、目隠し板を取り付けたらOKです。 |
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メモ@ この状態でカセコンを装着する場合、電源を入れる前に、カセコン目隠し板を写真のように軽く押さえておきます。 |
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メモA 押さえていないと、目隠し板がカセット挿入口からはみ出しますので、注意です。 |
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特記事項 |
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